コラム

CTC教育サービス・ホーム　＞　コラム　＞　ITトレンドとテクノロジー紹介　＞　第14回　シスコデータセンター技術の基本から技術取得までを体系的に学ぶための学習方法とは？

ITトレンドとテクノロジー紹介

CTC 教育サービス

[IT研修]注目キーワード Python UiPath(RPA) 最新技術動向 Microsoft Azure Docker Kubernetes

第14回　シスコデータセンター技術の基本から技術取得までを体系的に学ぶための学習方法とは？ (穂苅智哉) 2024年8月

こんにちは、穂苅智哉と申します。
データセンターは、現代のビジネスインフラの中核を担っており、効率的な運用と管理は企業の成長に欠かせません。データ量の急激な増加やクラウドサービスの普及に伴い、データセンター技術に精通した専門家の需要はますます高まっています。シスコシステムズ（Cisco Systems）は、この分野でのリーダー企業として知られており、その技術を習得することは、キャリアアップやビジネスの競争力強化において大きな強みとなります。

今回は、シスコのデータセンター技術を体系的に学び、実践的なスキルを身につけるためのハンズオントレーニングについてご紹介します。

シスコのデータセンター技術とは？

シスコは、ネットワーク技術の世界企業として、データセンターソリューションの提供においても高い評価を得ています。シスコのデータセンター技術は、スイッチング、ルーティング、ストレージネットワーキング、仮想化、オーケストレーションなど、多岐にわたる分野を網羅しており、これらの技術は、企業が効率的かつ柔軟にデータセンターを運用するために不可欠です。

シスコのUnified Computing System（UCS）やApplication Centric Infrastructure（ACI）などのソリューションは、データセンターのパフォーマンスと効率性を向上させるための強力なツールです。これらの技術を習得することで、エンジニアはデータセンターの最適化やトラブルシューティングを効果的に行うことができ、企業の競争力を高めることができます。

DCCORとは？

DCCOR（Implementing and Operating Cisco Data Center Core Technologies）は、ネットワーク、コンピューティング、ストレージネットワーク、自動化、セキュリティなど、データセンターのコアテクノロジーに関する知識が問われる、シスコのデータセンター技術に関する中核的な知識とスキルを習得するための認定試験です。120分間の試験の中で幅広い知識を必要とするため、難易度の高い試験と言えます。
（参考：Implementing Cisco Data Center Core Technologies (350-601 DCCOR)）

まずは、CCNP Data Center認定の取得

シスコのデータセンター技術を体系的に学び、キャリアに活かすための第一歩として、CCNP Data Center認定の取得が推奨されます。この認定は、データセンターテクノロジーに関する中級レベルの専門知識とスキルを証明するものであり、DCCORはそのコア試験の一部を構成しています。

CCNP Data Center認定を取得することで、データセンターネットワークの設計、構築、運用に必要なスキルを習得できます。また、この認定は、データセンターエンジニアとしての信頼性を高め、キャリアの新たな機会を開く鍵となります。

今回紹介してきた知識を習得するための学習としては、やはり体系的に学びながら自社に合わせてやってみるという手順がおすすめです。
このコラムを掲載しているCTC共育サービスでは、『Understanding Cisco Data Center Foundations (DCFNDU) ～シスコデータセンターテクノロジーの入門コース～』の学習コースと Ciscoの資格制度と対応コースを幅広く用意しています。社内のエンジニアのそれぞれのレベルに応じて学習機会を提供する事ができます。

コースの情報等を記載しておきますのでご興味がある方はご覧の上、ぜひお問い合わせください。

Understanding Cisco Data Center Foundations (DCFNDU) ～シスコデータセンターテクノロジーの入門コース～
https://www.school.ctc-g.co.jp/course/N700.html

Ciscoの資格制度と対応コース
https://www.school.ctc-g.co.jp/cisco/qualification.html