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今回のInst. Tech Viewは、無線LANについての話題です。
スマートフォンやタブレット端末等の無線LAN対応機器の増加や、公衆無線LAN環境の広がりに伴い、企業での無線LAN導入も増加の一途を辿っています。
無線LANの導入にあたって、最も懸念されるのがセキュリティ上のリスクです。無線LANには、電波傍受によるデータの盗聴や妨害電波によるDoS攻撃等、有線LANとは異なる脅威が存在するため、なかなか導入に踏み切れない企業もあるようです。また、既に無線LANを導入している企業であっても、「現在のセキュリティ対策が適切かどうか判断できない」というのが悩みの一つになっているようです。
そこで今回は、無線LANのセキュリティ対策を実施するうえで参考となるガイドラインをご紹介します。
▼ガイドライン1
名称:「企業等が安心して無線LANを導入・運用するために」
URL: http://www.soumu.go.jp/main_content/000199320.pdf
▼ガイドライン2
名称:「一般利用者が安心して無線LANを利用するために」
URL: http://www.soumu.go.jp/main_content/000183224.pdf
ガイドライン1は、総務省が企業のLAN管理者向けに公表している資料です。本資料には、無線LAN特有の脅威と、それぞれの脅威に対するセキュリティ対策が具体的に記載されているため、これから無線LANを導入する企業はもちろん、既に無線LANを導入している企業においても、自社のセキュリティ対策が適切かどうかを確認する際にも役立ちます。また、本資料では、セキュリティ対策を実施していなかった場合の危険性についても具体的な事例を交えて解説しているため、セキュリティの意識を高める材料としても活用できます。 ただし、対象がLAN管理者ということで、説明の中に専門用語が数多く出てくるため、無線LAN技術の知識がない方は少し難しく感じるかもしれません。
ガイドライン2も、同じく総務省が公表している資料です。こちらは無線LANの利用者を対象とした資料ですから、一般の方にも分かりやすい言葉で説明されています。無線LANには、利用者を不正なアクセスポイントに接続させ、その利用者の通信内容を盗聴するような攻撃手法もあります。本資料を利用者全員に閲覧してもらうことで、こうした攻撃が成功するリスクを軽減することができます。
どちらのガイドラインも、とても有用な資料なので、無線LANに携わる方は(管理者/利用者を問わず)一度目を通していただければと思います。
今回の話題は以上となります。
最後に告知となりますが、CTCテクノロジーでは無線LAN導入に関する知識を学習するためのトレーニングコースを開催しております。「ガイドラインに記載されている専門用語が分からない」、「セキュリティ対策技術を実機で設定したい」、「セキュリティ以外にも困っていること(電波干渉等)がある」といった方は、是非ご検討ください。
皆様のご受講を、心よりお待ちしております。
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