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[IT研修]注目キーワード Python UiPath(RPA) 最新技術動向 Microsoft Azure Docker Kubernetes
こんにちはー。野田貴子です。今回も海外で面白そうなVMware関連コラムを私なりに意訳してご紹介します。なお、正確な文章を読まれたい方は以下の原文をご覧ください。
Posted on August 17, 2015 by Rich Bourdeau
VMware利用者の多くはプライベートクラウド、またはハイブリッドクラウドをデプロイし、サービスとしてのインフラ(IaaS)の提供を自動化しています。このことにより個別のマシンの提供にかかる時間が数日から数時間、そして数分へと加速化していますが、これは全体のビジネスアジリティ問題の10%にしか過ぎません。アプリケーションが機能できるようにするためには、これらのインフラコンポーネントを取り入れ、正しく設定されたすべての適切なネットワーク、セキュリティ、現在の依存状態で動くアプリケーションを構成しなくてはならない場合もあります。ほとんどの企業はこのことに2、3週間以上かかるとのことです。さらに、このようなことをアプリケーション開発パイプライン上の異なるユーザーに対して何度も行う必要がある場合もあります。
自動化する以前のサービス提供時間
アプリケーションは競合するアドバンテージやビジネスの機会を操作するエンジンです。ビジネス的見解からより素早い対応が必要だと企業が言った場合は、新しいアプリケーションを素早く提供することを指しています。これは新しい仮想環境を素早く提供することに留まりません。開発、テスト、ステージング、本番環境に及ぶ、複雑な複数階層のアプリケーションのことを言っています。アプリケーションの新設や更新を迅速に行えるようにするために、これらすべての環境に及ぶ変更をまとめたプロセスを簡略化かつ自動化するという意味です。DevOpsのイニシアチブを用いているVMware利用者の多くは、ただサービスとしてのインフラの自動化の先にある、完全に動き試験されたアプリケーション環境の提供を思い浮かべています。
2014年、VMware ITは開発エンジニアやテストエンジニアのためにアプリケーション環境の提供を自動化しました。この変化により、プロビジョニングにかかる時間を95%も短縮し(数週間だったものが1日未満になりました)、開発者の生産性を20%も向上させ、VMごとのコストを80%減少させました。似たような結果が他のカスタマーに対しても見られたため、カスタマーたちの環境がどのくらい向上したのかを数値で確認することができるように、Forrester Researchと共に作業することを決めました。
ForresterのTotal Economic Impact(TEI)の調査では、クラウド提供自動化ソリューションを導入する以前に企業が使用していたプロセスと比較したvRealize Automationの効果に対する独立した客観的な見解を提供しています。この調査を完成させるため、Forresterは多数のVMware専門家と、アプリケーションの提供を加速化する目的でVMware vRealize Automationをデプロイした実際の企業に対して取材をしました。その効果と数値化された結果を下記に示します。
※本コラムは以下のブログを意訳したものです。
※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。
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