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みなさん、こんにちは。株式会社シオラボの小澤です。コラム「Linuxでブラ散歩」の第5号です。
前回第4号では、UbuntuがUnityの開発を終了するという話題について取り上げてみました。
今回は、第3号からのテーマに戻しましょう。あるディストリビューションを取り上げて、それがどのような特徴を持っているのか、どのような用途に向いているのか、などを紹介してみたいと思います。
第3号では「Ubuntu」を取り上げましたが、今回も同じDebian系のディストリビューション、というよりも、Ubuntuをベースにしたディストリビューションである「Linux Mint」を紹介します。
ホームページ:Linux Mint
※なお、Linux Mint Japanは接続エラーとなることがあります。
おなじみの、ディストロウォッチによると、過去6ヶ月のページヒットランキングでは、Linux Mintが第1位となっています。2016年単年で見ても1位です。世界的に今もっとも支持されているディストリビューションと言ってよいかもしれません。
2017年6月現在の最新バージョンは「18.1 Serena」。Ubuntu 16.04 LTSをベースにしたものです。
ちなみに、Linux Mintは、Ubuntuベース版がメインなのですが、Debian GNU/Linuxをベースとした「Debian Edition」というものも存在します。「LMDE (Linux Mint Debian Edition)」と呼ばれるもので、現在の安定版は「LMDE2 Betsy」です。中上級者向けの位置付けなので、通常はUbuntuベース版を使うとよいでしょう。
Linux Mintは、デスクトップ向けのディストリビューションなので、インターフェイスの種類も複数存在します。どれもWindowsに似たインターフェースとなっています。
今回は、Linux Mintを紹介しました。デスクトップ環境がWindowsに似ていることと、使えるソフトウェアが十分に揃っていることから、特にWindowsから乗り換える最初のLinuxとしては最適なのではないでしょうか。個人的にはかなりおすすめのディストリビューションです。
次回はまた別のディストリビューションを紹介します。引き続き、Linux導入へのハードルが少しでも下がるような紹介ができればよいなと思います。それでは、また!
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