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第31回 オープンインフラの世界:OpenStack Foundationの最新情報(July 2019) (野田貴子) 2019年7月

こんにちはー。野田貴子です。今回は海外で公開されているOpenStack関係のコラムを意訳します。英語が苦手な方にとっては、日本語で要約版があると助かるのではないかと考え、日本語訳したものをご紹介いたします。 興味がある方はご参考ください。海外動向を理解する上での参考になれば幸いです。

-- OpenStack Foundation Open Infrastructureの最新版ニュースレターへようこそ。オープンインフラプロジェクトの最新の開発状況や活動、イベント、ユーザーに関するダイジェストをお伝えします。ニュースレターを受け取りたい方はサインアップをしてください。貢献されたい方はcommunity@openstack.orgに電子メールをお送りください。

注目:Glanceによるアップストリーム投資機会の開始

OpenStackのオープンインフラプラットフォームを開発するためには、グローバルビレッジが必要です。時々コミュニティは、新たに参加したボランティアが大きな影響を与えそうな活動を目にします。OpenStackは最近、上流で利用可能な投資機会をより上手に強調するために、ヘルプ募集リストを新しいプロセスにて改良し始めました。

より多くの知能を求める最初のリクエストがGlanceチームから来ました。OpenStackのディスクイメージ管理サービスとして、Glanceは圧倒的多数の開発に不可欠なコンポーネントを提供しています。そのソースコードは、小規模だが熱心で、今後の開発サイクルでいくつかの追加の課題に取り組むためにランクを拡大しようとしているチームによってメンテナンスされています。

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Glanceのような集中的なチームとのコラボレーションは熟練した開発者にとってもやりがいのある経験となる上、その中心的な性質と他のサービスとの相互依存のおかげで新人が専門的に成長するプラットフォームを提供します。このようなプロジェクトに取り組むことは、組織のOpenStack(ソフトウェアとそれを作り出すために集まった人々の両方)に対する理解を深め、より広範なエコシステムにおける自身の有効性を向上させるのに役立ちます。

コードレビュー、バグのトリアージと修正、新機能の開発、そして新しい標準にソフトウェアを添わせるといった支援は特にありがたいです。みなさんやみなさんの雇用主がGlanceを手助けしてくださる場合は、参加方法の詳細についてGlanceコントリビューターで上流投資の機会をご覧ください。

OpenStack Foundationニュース
  • OpenStack FoundationはアフィリエイトメンバーとしてOpen Source Initiativeに参加しました。これにより、コミュニティを促進し、オープンソース技術の認知と統合をサポートするためのコラボレーションを促すリソースを特定して共有し、共に作業するための独自の機会が得られます。
オープンインフラストラクチャサミット上海とProject Teams Gathering(PTG)
  • 現在登録受付中です。公式の請求書が必要な場合は、米ドルまたは人民元で支払うことができます(fapiao)。
  • みなさんの組織が旅費を供給できない場合は、8月8日までに旅行支援プログラムに申し込むことができます。
  • 旅行ビザが必要な場合は、今すぐ準備し始めましょう。情報はこちらです。
  • サミットを後援してみなさんのブランドに光を当てましょう。詳細はこちらです。
  • 来週は、PTGへの参加についてチームにアンケートを送る予定です。
OpenStack Foundationプロジェクトニュース
OpenStack
  • 次回のOpenStackリリースであるTrainは、10月16日に完成する予定です。しかし、その後のリリースの名前はどうでしょうか。リリースの命名プロセスでは、理想的には中国の上海に近い地理的特徴に関連した「U」で始まるあだ名が必要です。リリース命名のWikiページに投稿してください。
  • 私たちのコミュニティに参加するための素晴らしい方法の1つは、コミュニティ選挙の実施を支援することです。もし9月に行われる次のラウンドのために手助けしてくださる場合は、現在の選挙役員に手をお貸しください。
  • 2019年のOpenStackユーザー調査が現在実施中です。OpenStackを運用している方は、8月22日までにデプロイの選択内容とフィードバックを共有してください。
Airship
  • 最初のAirshipテクニカルコミッティーの選挙が進行中です。6社から6人の推薦があり、この選挙はちょうど1年前のプロジェクト開始以来、Airshipコミュニティがどれだけ成長したかを反映しています。投票は7月9日に閉まります。
  • Airshipコミュニティはプロジェクトの通信のルーツを利用して、VNFのテストと認証をサポートするためのクラウドとNFVインフラを提供するために、インフラ展開とライフサイクル管理ツールのための新しいOPNFVプロジェクトを提案しました。このプロジェクトにはすでに業界をまたいだ貢献者が多く、2019年秋に最初のリリースを予定しています。
StarlingX
  • コミュニティはプロジェクトの2回目のリリースに懸命に取り組んでおり、先日3回目のマイルストーンに達しました。つまりリリーススケジュールは順調に進んでおり、コミュニティはバグ修正とテスト、そして追加でリリースに収めようとしている例外的ないくつかの機能に焦点を合わせています。
  • コミュニティはまた、今年中にOpenStackサービスのTrain版あるいはTime Sensitive NetworkingやRedfishのサポートなどの機能を追加するために、3回目のリリースの計画を始めました。
Zuul
  • Zuul 3.9.0がリリースされました。ジョブ実行のためにAnsible 2.8のサポートがZuulに追加されました。最初の失敗後にビルドセットを停止してその結果を報告する「失敗が早く」なるようにパイプラインを設定できます。詳細はリリースノートにあります。
  • Nodepool 3.7.0がリリースされました。最下層のOpenShiftクラスタをサポートする新しいドライバが追加されました。OpenStackドライバに、ネットワーキングとホスト鍵管理に関する改善が追加されました。詳細はNodepoolのリリースノートにあります。
  • 9月24〜26日にアトランタで開催されるAnibleFestでZuulコミュニティに参加してください。
今後のオープンインフラコミュニティイベント
7月
8月
9月
10月
11月
  • 18~21日:KubeCon+CloudNativeCon(サンディエゴ) 11月18日月曜日にヒルトンベイフロントホテルでOSFレセプションがあります。
質問、フィードバック、貢献

このニュースレターはOpenStack Foundationのスタッフが編集し、オープンインフラのコミュニティを紹介しています。みなさんからの連絡をお待ちしています!

共有したいフィードバックやニュース、出来事がある場合は、community@openstack.orgから私たちに連絡をお願いします。ニュースレターを受け取りたい方はこちらでサインアップしてください。

※本コラムは以下のブログを意訳したものです。 引用元 https://superuser.openstack.org/articles/osf-newsletter-july-9/ ※本コラムは原文執筆者が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。

 


 

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