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こんにちはー。野田貴子です。今回は海外で公開されているOpenStack関係のコラムを意訳します。英語が苦手な方にとっては、日本語で要約版があると助かるのではないかと考え、日本語訳したものをご紹介いたします。
興味がある方はご参考ください。海外動向を理解する上での参考になれば幸いです。
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OpenStackの17番目のリリースがみなさんのクラウドで使用可能になるにあたり、我々SuperuserはこのQueensリリースとエコシステムに関するよくある質問に答えておきたいと思います。おまけ情報としてこのリリース名の由来をお伝えしておくと、オーストラリアのシドニー郊外のクイーンズパークから来ています。(こちら にリリースの命名経緯についての詳細があります。)
block storageといった新しいプロジェクトが含まれています。マルチアタッチ機能を使用すると、複数の仮想マシンを同じボリュームに接続させることができます。つまり、使用中のマシンがダウンしても、別のマシンを使用して同じストレージにアクセスすることができます。
今日のGPUは一般的に以下の2つの方法で実行されています。
基盤となるハードウェアの初期ユーザーには、eBayやCommonwealth Bankがいます。eBayは、TensorFlowとKubernetesをGPU上で重ねたハードウェアでIronicを使用しています。これらのコンポーネントの技術がOpenStackで完全にサポートされるようになれば、このユースケースはさまざまな環境や組織で主流になります。導入もずっと簡単になります。
Queensリリースの新機能は仮想GPUのサポートです。 今Novaではクラウド管理者がvGPUリソースを要求してvGPUの解決策を設定できるようになっています。この機能は今のところIntel GVT-gとNVIDIA GRID vGPUをサポートしています。詳細についてはNovaのドキュメントを参照してください。
エッジと関連性が最も高いものは、OpenStack-Helm、LOCI、アクセラレーションサポートです。これらは多くのエッジ環境で必要なものです。
HelmはOpenStackサービスをコンテナ化し、それらをKubernetesポッドに入れます。 (シドニーサミットでAT&Tがデモをした生中継でこれが動作する様子を見ることができます)。
LOCIは軽量コンテナイメージのセットで、このプロジェクトはコンテナに対して、より小さく、携帯しやすく、低燃費なアプローチをとっています。そしてオペレーターは外部に定義を追加し、Kubernetesを使用してサービス全体の機能を管理することができます。
これらの機能を組み合わせることで、多くのOpenStack環境を簡単に導入し、更新を自動化し、従来のデータセンターのOpenStackデプロイよりも省エネで長期にわたってゼロタッチ運用することが容易になります。
面積が小さくなっています。 これらの特性はエッジデプロイにおいて非常に重要です。
OpenStack-Helmは、Kubernetes上でOpenStackのライフサイクルを管理し、独立したサービスとしてOpenStackプロジェクトを実行するための、Helmチャートとツールのコレクションを提供しています。
OpenStackサービスをエッジに置いておきたい方や、更新手順をより簡単にするためにOpenStackサービスをコンテナ化したいユーザーにとって、有望なプロジェクトです。
今回のリリースには合計158社が参加しました。 以下はコードの更新に携わったエンドユーザーの一例です。
今週、開発チームはダブリンで開かれているPTGにてRockyリリースの作業を開始します。 OpenStackの18番目のリリースは8月まで猶予がありますが、すでにわくわくするような機能がいくつか予定されています。
※本コラムは以下のブログを意訳したものです。
引用元
http://superuser.openstack.org/articles/queens-release-faq/
※本コラムは原文執筆者が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。