IT・技術研修ならCTC教育サービス

サイト内検索 企業情報 サイトマップ

研修コース検索

コラム

VMware 海外動向

CTC 教育サービス

 [IT研修]注目キーワード   Python  UiPath(RPA)  最新技術動向  Microsoft Azure  Docker  Kubernetes 

第86回 VMware Skyline™ Health Diagnostics バージョン3.5.2 のご紹介 (野田貴子) 2023年7月

こんにちはー。野田貴子です。今回も英語が苦手な方向けに海外の人気コラムを意訳したものをご紹介します。

先日、VMware関連の新コースを3本リリースしました。是非ご活用ください。

【新コース】VMware vSphere Operate, Scale and Secure[V8]
 https://www.school.ctc-g.co.jp/news/20230529_090586.html

【新コース】VMware NSX: Install,Configure,Manage [V4.0]
 https://www.school.ctc-g.co.jp/news/20230529_090585.html

【新コース】VMware vSAN: Install, Configure, Manage [V8]
 https://www.school.ctc-g.co.jp/news/20230529_090584.html

その他、VMware研修コースについては以下をご覧ください。
※VMware研修コース (https://www.school.ctc-g.co.jp/vmware/index.html)

さて今回ご紹介する海外コラムの意訳を以下でご紹介します。興味がある方はぜひご覧ください。


複雑なマルチクラウド環境やミッションクリティカルなデータセンターのワークロードが本格稼働したあと、これらの運用を管理する際に考慮すべきことは主に3つあります。

  • ダウンタイムを最小限にするために、問題や障害の解決を早めること。
  • 環境を保護するための高度なデータプライバシーがあること。
  • 潜在的な問題を特定し、改善策を提案するためのプロアクティブなヘルスチェックがあること。

上記の課題に対処するための効果的なツールが、利用者の皆さまが今まさに必要としているものです。

そこでVMwareは、VMware EngineeringとVMware Global Support Servicesの共同イニシアチブであるVMware Skyline™ Health Diagnostics(SHD)を提供し、皆さまのサポート体験を向上させます。このツールは、ユーザー様とパートナー様に完全無償で提供され、トラブルがなくパフォーマンスの高いVMware環境を促進します。

fig01

より迅速な問題解決による最小限のダウンタイム

Skyline Health Diagnosticsではログ解析が自動化され、VMwareのセキュリティアドバイザリーの更新、互換性チェック、ドライバーの更新に関するアドバイスを得られます。このツールはインベントリにある1800以上のシグネチャの問題を特定することができ、定期的に更新することでVMware Global Support Servicesの診断によって新しい問題を発見することができます。ログ解析とアドバイスは数分しかかからないため、問題をより迅速に解決することができ、障害時のダウンタイムを最小限に抑えることが可能になります。

高度なデータプライバシー

Skyline Health Diagnosticsは、隔離された環境で完全にオフラインモードで、すべての診断プラグイン、ヘルスチェック、セキュリティ勧告のチェック、互換性チェックを実行することができます。また、診断チェック後にはログファイルをクリーンアップしてプライバシーを守ります。このオフラインモードの仕組みにより、皆さまのデータのプライバシーの安全性を最大限に維持することができます。

プロアクティブなヘルスチェック

Skyline Health Diagnosticsは、事前チェックとアドバイスの報告を行い、vCenter、ESXi、VMware Cloud Foundation(VCF)環境の診断を支援します。これにより、アップグレードサイクルをスムーズにし、アップグレードに割り当てられたメンテナンスウィンドウを最適に使用して、予期しないトラブルを回避することができます。

Skyline Health DiagnosticsとSkyline Advisorの違い
Skyline Health Diagnostics

Skyline Health Diagnostics(SHD)は主にリアクティブな症状ベースの診断ツールで、ログ解析とKnowledge Base記事の提供に重点を置いています。事前設定できる定期的なヘルスチェック機能もあります。SHDはvSphere環境内の仮想アプライアンスとして展開され、vSphere、vSAN、VCF、EUC環境での問題を検出し、それらの修復を支援します。SHDは、外部ネットワークに接続していない状態(オフラインモード)でも完全に診断できるため、ダークサイトやその他の孤立した環境でも役立ちます。現在は以下のような機能があります。

  • vSphere ClientでSHDプラグインを有効化できる。
  • vSphere Clientにログオンするだけで、SHDを1つのペイン内で使用できる。
  • リモートログの一括アップロード機能は孤立した環境で非常に有効である。
  • 接続し、ログを収集し、診断を実行する。
  • SHDはvCenterとVCFの事前チェックのスケジュール管理を支援する。vCenterやVMware Cloud Foundation環境のアップグレード前に事前チェックを行うことで、よりスムーズなアップグレードと問題への積極的な対処を可能にする。
Skyline Advisor

Skyline Advisorはセルフサービス型のWebアプリケーションです。Webブラウザ内で、新たな洞察をし、健全性分析を加速し、設計を簡素化し、事前にインテリジェンスを受け取ることが可能です。Skyline Advisorは、Skyline Collectorをインストールして設定すると利用できます。これを使えば、アカウントの詳細、インベントリーの詳細、VMware Skylineが発見した知見、プロアクティブな推奨事項を見て、運用サマリーレポート(OSR)をダウンロードし、Skyline Log Assistによるサポートを一括転送できます。

詳細はこちら

[Skyline Health Diagnostics (SHD)のインストールとデモのビデオ]を見るには、ここをクリックしてください。

[Skyline Health DiagnosticsのFAQ]はこちらをご覧ください。

※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。
原文:https://blogs.vmware.com/vsphere/2023/05/introducing-vmware-skyline-health-diagnostics-version-3-5-2.html

 


 

 [IT研修]注目キーワード   Python  UiPath(RPA)  最新技術動向  Microsoft Azure  Docker  Kubernetes