CTC 教育サービス
[IT研修]注目キーワード Python UiPath(RPA) 最新技術動向 Microsoft Azure Docker Kubernetes
こんにちはー。野田貴子です。今回も英語が苦手な方向けに海外の人気コラムを意訳したものをご紹介します。
CTC教育サービスはVMwareのAWARD『VMware Learning Partner of the year 2021』と『VMware Certified Instructor Award 2021』ダブル受賞をしていていることからも高い評価を受けている研修を実施していると言えると思います。VMwareの研修に興味がある方は受賞と経験豊富なCTC教育サービスにご依頼ください!
※VMware研修コース (https://www.school.ctc-g.co.jp/vmware/index.html)
さて今回ご紹介する海外コラムの意訳を以下でご紹介します。興味がある方はぜひご覧ください。
ついに、vSphereの次のメジャーリリースであるvSphere 8のリリースが最終段階に入りました。これは以前、VMware Exploreでも発表したものになります。この新しいリリースには、利用者のみなさまが大きな価値を得られる重要なイノベーションが入っています。
私たちは、新しいバージョンのvSphereを安心して導入していただけるように、リリース名に「IA版」や「GA版」の表記を付け加えることにしました。製品レベルの品質になったことと、先行利用者の導入が安定して成功していることを見てから、この表記は更新されます。新しいIA版/GA版(Initial Availability / General Availability)モデルへの移行は、利用者の方々が新しいリリースの導入を検討したり調査したりするために必要な情報や時間を確保できることを目的としています。また、このモデルはvSphere+の一部であるクラウドサービスのリリースとも合わせています。以下では、この新しいIA/GAリリースモデルの詳細と、その効果についてご説明します。
今後、vSphereのすべてのメジャーリリースとアップデートリリースは、まず初めにIA版の表記で提供される予定です。IA版リリースは、GAレベルの品質チェックを全てクリアし、完全にパートナー認証され、製品レベルの品質を備えたリリースです。IA版のリリースは、IAフェーズ中にすべての利用者が本番環境へ導入できるようになります。
IA版のリリースが十分に広く採用されたと判断された時点でフォローアップを行い、そのリリースをGA版として移行することを発表します。これは通常、IA版の発表から4~6週間後を予定しています。
メジャーリリースごとにIAフェーズ中に見つけた情報を公開し、そのリリースがユーザー環境で大規模に実証されていて信頼が高まっていることをみなさんにシェアします。
このIA/GAモデルへの変更は、次のような動機によって実現しました。一番重要なことは利用者からのフィードバックだったということで、あるリリースが強力な支持を得て多数利用されていることを、次のアップデートリリースよりも前に明確に示してほしいというものでした。そうすれば次のリリースを待たずに今のリリースを代用品をして使用できるからです。IA版からGA版に表記を変更することで、そのリリースが広く採用されたことを明確にすることができるようになります。これは6ヶ月後のアップデートリリースを待つよりも良いモデルだと考えています。特に、これらのアップデートには新しい機能だけでなく、機能の拡張も含まれるようになりましたから。
この用語はSaaS界のリリース発表で一般的に見られ、使用されるものです。あるバージョンがIA版の表記で利用者全体に公開され、多くの利用者に導入された後にその表記が変更されます。このことは、最近のvSphere+のリリースでクラウド機能が追加され、社内のプロセスをVMwareのクラウド機能に合わせるようになった今、まさに最適な状態になったと言えます。
図1: IA/GAモデルを組み込んだvSphereリリースステップ
利用者の方々には、現在導入されているものと同じ種類のESXiイメージ(ベース、ベースとベンダーのアドオン、あるいはOEMのカスタムイメージ)を使用してアップグレードするという現行の方法を継続することを強くお勧めします。この方法は、最もスムーズなアップグレードを実現し、必要なドライバやユーティリティが確実にインストールされます。VMwareはテクニカルパートナーと密接に連携し、OEMのカスタムイメージやベンダーアドオンのアップグレードエクスペリエンスを検証しています。
IA版は、従来のGA版に利用したリリース基準をすべて満たしたテスト済みのリリースであり、完全な製品レベルの品質を持つリリースです。みなさまの導入実績に基づいてGA版という表記に更新されますが、これは従来は存在しなかった特別な品質保証を行うリリースです。これにより、導入が遅れている利用者の方々にも、IAフェーズという種まきの期間に他の利用者の導入実績が多数集まっているという安心感を得ていただくことができます。
今回の改善によって大規模な導入に必要な信頼性を提供できるようになり、vSphereの最新のイノベーションの恩恵をより多くの方がより早く得られるようになることを期待しています。
※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。
原文:https://blogs.vmware.com/vsphere/2022/10/new-release-model-for-vsphere-8.html
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