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第65回 vSphere Virtual Machine Serviceのご紹介 (野田貴子) 2021年7月

こんにちはー。野田貴子です。今回も英語が苦手な方向けに海外の人気コラムを意訳したものをご紹介します。 VMwareの研修を検討されている方は、2019年にVMware社『VMware Education Partner of the year 2019』『VMware Certified Instructor Award 2019』のダブル受賞となった、実績も受賞歴も豊富なCTC教育サービスにどうぞ! ※VMware研修コース (https://www.school.ctc-g.co.jp/vmware/index.html)

-- 今回は、vSphere Virtual Machine Service(VMサービス)がすぐに利用可能になることをお知らせします。vSphere 7 Update 2aリリースに含まれるVMサービスでは、Kubernetesネイティブな仮想マシンのプロビジョニングと管理ができるようになり、vSphere with Tanzuでモダンアプリケーションを実行する開発者を支援します。VMサービスによって、開発者(DevOps、プラットフォーム運用、Kubernetesのユーザーなど)はKubernetesの標準APIを使用して仮想マシンを展開・管理できるようになり、IT管理者はリソース消費やサービスの可用性を管理できるようになります。

vSphere with Tanzu including VM Service

この機能では、昨年VMwareがvSphere with Tanzuをリリースしたときから提供されている「ネットワークサービス」と「ストレージサービス」に加えて、アプリケーションの実行に必要なコンピュータ、ネットワーク、そしてストレージリソースに対して、開発者がKubernetes APIサーフェスを使ってセルフサービスでアクセスできるようになります。VMサービスを使えば、vSphere with Tanzuによって企業がアプリケーションを近代化し、開発者のクラウドネイティブな体験を向上させることができるようになります。

オペレーションの効率化

アプリケーション開発者やIT管理者など、Kubernetesのユーザーや管理者はVMサービスを利用することで、より快適な生活を送ることができます。Kubernetesの開発者やユーザーは、必要なときにいつでもVMをセルフプロビジョニングし、カスタマイズすることができるようになります。もうITヘルプデスクに電話したり、ITサービスのリクエストを提出したりする必要はありません。管理者はこのような個別のリクエストに対応したり、KubernetesユーザーのためにカスタマイズされたVMを作成したりする必要がなくなります。

ガードレールの設置

IT管理者は、これらの新しいVMが、利用可能なインフラ・容量・組織のポリシーに基づいて決定した境界内に収まるようにしておきたいと考えています。ですので複数のVMクラスを事前に設定し、開発者が選択できるようにしておきましょう。それぞれのクラスには、アプリケーションの種類(データ集約型、コンピュータ集約型など)に最適化された独自のCPUとメモリの制限をつけておきます。開発者の満足度を高め、コラボレーションを促進しましょう。

クラウドネイティブの経験

最近のアプリケーションでは、コンテナとVMを組み合わせて使用することが多くなっています。例えば、コンテナ化されたアプリケーションが別のVMでホストしているデータベースを利用することは珍しいことではありません。VMサービスを利用することで、開発者やその他のKubernetesユーザーは、これらのアプリケーションの構造を(YAML仕様を使って)セルフサービスで簡単に定義できるようになります。また、VMサービスはKubernetesの標準的な消費モデルを採用しているため、どこでも同じように動作します。

オープンソースのコミットメント

VMwareはKubernetesのオープンソースコミュニティにおける主要な貢献者として、今回の発表でオープンソースへのコミットメントを示し続けています。本日付けでvSphereチームはVM OperatorのGitHubリポジトリをコミュニティに公開しました。私たちのソースコードを見てみませんか? ぜひチェックしてみてください。

さらに学ぶには

VMサービスの詳細については、テクニカルマーケティングアーキテクトであり、このテーマの専門家であるMyles Grayのブログをご覧ください。

今すぐ始めよう

VMサービスをお試しになりたい方は、vSphereの最新版をダウンロードしてください。vSphere with Tanzuをまだお使いではなくても問題ありません。こちらから60日間のライブトライアルを無料で有効化できます。

※引用元  https://blogs.vmware.com/vsphere/2021/04/introducing-the-vsphere-virtual-machine-service.html

※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。

 


 

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