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VMware vSphere 7はリリース以来、非常に人気が高く、仮想インフラに多くの機能強化や新機能をもたらしました(このブログでは、その更新内容をを多数取り上げています!)。vSphere API、Code Capture、vSphere Developer Centerは機能が強化され、環境の自動化を考えている方々のために、これらの使いやすいツールがさらに強力なものとなりました。この記事では、これら3つの機能すべてをご紹介したいと思います。
まず、Developer Centerは、開発者やvSphere管理者のための単一のエントリーポイントであり、APIの管理やテスト、そしてvSphere Clientのアクションを利用可能なコードスニペットに取り込むためのツールを提供します。vSphere Clientの開発者センターでは、vSphere6.7と同じようにAPI ExplorerとCode Captureが表示されますが、これらの昨日も強化されています。まず最初に注目すべき点は、更新されたOverviewページで、以前のバージョンのvSphereよりもDeveloper Centerについて詳細に説明され、その機能が強調されていることです。
API ExplorerはvSphere 6.5で導入されました。ユーザーはvSphere REST APIを参照したり呼び出したりすることができ、API ExplorerでそのAPIエンドポイントに関する情報を得られます。API Explorerへのアクセスは導入当初から変更されています。これまでは、https://<vCenter-Server-FQDN>/apiexplorerを参照して(この方法はvSphere 6.5、6.7、7.0 でも有効です)、vSphere SSOドメイン管理者の資格情報でログインしてから、選択したエンドポイントのAPIを参照して使用することが推奨されていました。vSphere 6.7ではAPI ExplorerがDeveloper Centerに移動したため、従来のvSphere 6.5の方法ではなく、vSphere Client内から直接APIを実行できるようになりました。
また、vSphere 6.7で利用可能なAPIエンドポイントは以下のようになっています。
vSphere 7ではAPI Explorerの機能に大きな変更はありませんでしたが、vSphere 6.7では利用できなかった新しいAPIエンドポイントが少し追加されました。vSphere 7には以前のバージョンのAPIエンドポイント(vAPI、vCenter、Content、Appliance、CIS)と、次の2つの新しいエンドポイントが含まれています。
API Explorerを開いた状態で、自分の環境からAPIエンドポイントを選択し、REST APIを実行することができます。ライブ環境に対して公開されているパラメータ、期待されるレスポンス、レスポンスステータスコードの詳細です。選択されたエンドポイントの役割によって、利用可能なAPIは変わります。以下の例では、仮想マシンのエンドポイントでGETを実行して、環境内の仮想マシンを表示しています。
API Explorerを使用して実行すると、次のようなデータの JSONファイルがエクスポートできます。この1枚目の画像では、このラボの仮想マシンでJSONエクスポートした内容が表示されています。
この2枚目の画像では、比較のために仮想マシンのvSphere Clientビューを表示しています。
Code Captureは今でもOnyxと呼ばれることもありますが、ユーザーのアクションを記録し、実行可能なコードに変換することができます。vSphere HTML5 Web Client Flingの一部として始まりましたが、現在ではvSphere Clientに組み込まれ、vSphere 6.7以降で使用されています。
Code Captureを使い始めるためには、まず、vSphere ClientでCode Captureを有効にする必要があります。Developer Centerに移動し、Code Captureタブをクリックすると、次のような画面が表示され、この機能を有効にすることができます。
Code Captureを有効にすると、vSphere Clientでのアクションの記録を開始するためのインターフェイスが開きます。
vSphere 7では次の新しい選択肢から出力する言語を選択します。
Start Recordingをクリックして開始します。
これでCode Captureがオンになり、vSphere Clientにアクションが記録され、完了するとPowerCLIとして出力されることわかります。
目的のアクションの記録が完了したら、Stop Recordingクリックするか、vSphere Clientの右上にある赤いボタンをクリックして、使用可能なコードの「キャプチャ」を完了させます。vSphere 7のCode Captureで追加された素晴らしい機能の1つは、PowerCLIコードだけではありません。出力が表示されたあとに、この4つの言語を切り替えることができるようになったのです。以下のアニメーション画像では、これがどのように見えるかを示しています。私の感覚では、かなり素晴らしい機能です。
vSphere 7には、多くの新機能と機能強化が盛り込まれています。優れた機能を備えたAPI ExplorerとCode Captureは、そのうちのたった2つのコンポーネントに過ぎません。vSphereの新機能の詳細については、当ブログのvSphere 7ページを参照してください。
Developer Center、API Explorer、および Code Captureの詳細については、以下のリソースを参照してください。
※引用元 https://blogs.vmware.com/vsphere/2020/06/vsphere-7-apis-code-capture-and-developer-center.html
※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。
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