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私は2018年の後半にVMwareに入社するまで、15年以上もVMwareのユーザーでした。私が入社後に楽しみにしていたことの1つは、vSphereのベータプログラムに参加することでした。そこでは新機能を見たり、プロダクトマネージャーやエンジニアリングチームに直接フィードバックをする機会があります。また、自分の環境をアップグレードするための準備にも役立ちました。vSphereが新しいリリースを行うたびに、vSphere管理者にとって、より良く、より速く、より少ないオーバーヘッドと手間で仕事ができるような機能が追加されていきました。
私がVMwareを企業として好きになった理由の1つは、建設的なフィードバックが常に評価されることです。vSphere管理者は、アプリケーションやユーザー、コンプライアンス監査人、古いストレージ アレイなどのさまざまな問題に対処しながら、現場に身を置いています。彼らが何を考えているのかを聞き、常に真実を述べてもらえるようにすることが非常に重要です。vSphere 7がリリースされた今、私たちはベータプログラムに参加している人々にいくつかの質問に答えていただくことにしました。
さてさて。私の視点から見ると、vSphere 7のベータ版は私が長年運用してきた中で最も安定したバージョンの1つではありましたが、vSphere 7にアップグレードするかどうかという質問に対して307人のvSphere 管理者のうち285人が「はい」と回答したことには驚かされました。さらに驚くべきことに、これらの回答のうち252人が強く「はい」と答えていることから、典型的な正規分布にはなっていません。もちろん、調査は一面を表しているだけであり、実際の生活は、特にコロナウイルスの影響下では異なることでしょう。それでも、ベータコミュニティのみなさんがボランティアでアンケートに答えてくれるため多少声高になる傾向がありますので、もし怒ったり失望したりしていたならば、いつものように声を上げてくれていただろうと考えています。
なぜアップグレードするのかという質問の回答を見てみましょう。
この結果は、vSphere 7の本当の意味での名機能一覧になっていると思います。vSphere 7のライフサイクル管理、アップグレード計画、Kubernetesの機能を楽しみにしている人が多いことは間違いありません。「ALL OF THEM(上記すべて)」を回答してくださった熱意ある方々には本当に感謝しています。アンケートの自由形式のテキスト入力欄ではよくあることですが、全員がこの質問に答えたわけではありません。肯定的な反応が本当かどうかを測るために、他のコメント欄を読んでみましたが、問題を抱えている人もいましたが、ほとんどはベータ版の更新で解決されるようです。このこと自体は非常に前向きに受け止めています。
vSphere Technical Marketingチームが5月にこれらの機能についてブログで紹介します。VMwareのベータプログラムに継続的に参加したい場合はアカウントチームに連絡してください。
データが物語っていると思いますが、まとめるとすれば、vSphere 7はしっかりとしたリリースであるということです。アップグレードすべきか?という質問の答えは「はい」ですが、慎重に考えてください。バックアップシステム、ハードウェア、ストレージなど、環境内のすべてのコンポーネントに互換性があることを確認することが非常に重要です。VMware Compatibility Guideは、ハードウェアの互換性を判断するのに最適なツールです。もしみなさんのサーバがまだVMware Compatibility Guideに載っていない場合は、テストを行っているベンダーに問い合わせてみましょう。
また、VMwareのハンズオンラボで行われているように、別のvSphere環境でvSphere 7をネストして実行することもできます。ゲストOSのタイプをESXiに設定できることや、ESXiにはVMware Toolsが搭載されていることをご存知ですか? 公式にはサポートされていませんが、いつでもテストすることができますし、特に環境のスナップショットを取得しておけば何かうまくいかなかった場合にリセットすることができますので、テストには最適です。アップグレードの練習して自信をつけるには、非常に良い方法です。
VMwareのTest Driveも忘れてはいけません。Test Driveはすでに設定済みの環境で、かなりの数のVMware製品を体験することができます。
※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。
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