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こんにちはー。野田貴子です。今回も英語が苦手な方向けに海外の人気コラムを意訳したものをご紹介します。 VMwareの研修を検討されている方は、実績も受賞歴も豊富なCTC教育サービスにどうぞ! ※VMware研修コース (https://www.school.ctc-g.co.jp/vmware/index.html)
VMwareのFlingsサイトをご存じでしょうか。ここにはみなさんの仕事をはるかに楽にしてくれる無料ツールが多数あり(執筆の時点で130個)、製品に導入される前に多くの機能がロードテストされています。この中で最も人気のあるものの1つは、vSphere HTML 5 Web CLient Flingで、HTML 5のクライアントがvSphere 6.5でローンチされた際に製品化されました。このインターフェイス(現在はvSphere Clientと呼ばれています)はvSphereの環境を管理するためのメジャーな方法となり、古い(Flexベースの)vSphere Web Clientは非推奨となりました。
多くの人が気付いていないのは、vSphere Clientは現在vSphereのコア機能であるにもかかわらず、ユーザーからの貴重なフィードバックを得るために今でもFlingを使用し、vSphere Clientの新たなUI機能を提供しつづけていることです。この記事では、私たちが最近実装したクールな新機能をいくつか紹介します。
このFlingのバージョン4.0は2019年1月に公開されましたので、執筆時点で3ヶ月以上経っています。このバージョンはvCenter Server 6.5以降とのみ互換性があり、vCenter Server 6.7のサポートが導入されました。これは主にvCenter 6.7に組み込まれているvSphere Clientに基づいており、Fling 3.42で導入されたダークモードテーマを含んでいました。
Onyxを覚えている方もいるかもしれません。これは従来のC#のvSphere ClientやFlexベースのvSphere Web Clientと連携した別のFlingであり、これを使用してWeb Client にアクションを記録し、同じ効果をもたらすPowerCLIコードを生成できます。vSphere HTML5 Web Client Flingのバージョン4.0では、Code Captureと呼ばれる同様の機能が導入されています。後述するFling 4.1のセクションで例をあげます。
各種イベントでTech Marketingチームに最もよく寄せられる種類の質問の1つは、証明書に関するものです。証明書署名要求(CSR)の生成を処理し、UIでサードパーティの署名付き証明書をインポートする手段を望んでいた方が多くいました。私たちはこういったことを製品の製造チームにフィードバックしますので、今はFlingを使う際にCSRを生成してインポートすることができるようになっています!
1か月以上前に、HTML 5 Web Client Flingのバージョン4.1をリリースしました。みなさんのフィードバックに基づいて、このバージョンのFlingを6.0以降のvCenter Serverに接続できるようにしました。
このリリースではAPI Explorerを使えるDeveloper Centreなどの機能をいくつか追加しました(以前API ExplorerはVCSA独自のURLにありましたが、クライアントに埋め込んだことにより、クライアントのログインを使って自動的に認証されるようになりました)。API ExplorerはvCenter内で利用可能なすべてのREST APIを公開しているので、ユーザーはAPIを調べてそれらにサンプルコマンドを実行できます。Code Captureも新しいDeveloper Centerに移動しました。
ほかに追加されたのは、Hosts & ClustersビューにいるときにVMを非表示にする機能です(これも、まさにFlingによるフィードバックに基づいていました)。この機能は従来のC#クライアントでも利用可能ですが、今はFlingのMy Preferencesにあります。また、My Preferencesには、言語やタイムゾーンなどの設定を定義するためのオプションがあります。
まさにこのためにこの記事を書きました。先週私達はFlingの最新版をリリースしました。今回の最新リリースでは、vSphere Perspective Managementを導入できることを誇りに思っています。これにより、管理者はカスタムビューを構成し、個々のユーザーとグループの双方がどのUIを有効にするかを定義できます。
またこのリリースでは、Code CaptureはContent Librariesを管理する際に行われる呼び出しをキャプチャすることができます。さらに、vRealize Orchestrator用のPythonとJavascriptの両方でスクリプトを生成することができます。これは、すでにサポートされているPowerCLI.NETの出力に追加されています。
それほど多くの人が知らない最後の機能はフィードバックボタンです。製品のフィードバックを送信するには、vSphere Clientの右上にあるスマイリーフェイス(VCSAに組み込まれているデフォルトのフェイスとFlingの両方)を使用します。みなさんがクライアントを作っているチームにフィードバックを提供したい場合、この機能使って行うことができます。もちろんフィードバックやバグだけでなく、みなさんが特に気に入ったものを伝えてくれるだけの単なるメモでも構いません。私たちには素晴らしいエンジニアがいますが、彼らも人間ですからね!
Developer Centerの機能の詳細については、Kyle Ruddyがもう少し詳しく説明しているVMware {code}ブログをご覧ください。
備考:VMware Global Support ServicesはFlingsのサポートを提供していません! この場合、Flingは利用可能なAPIを呼び出すだけなので、心配する必要はありません。サポートの問題を提起する必要がある場合(または単にFlingを作成したエンジニアにフィードバックを提供したい場合)、Flingsサイト自体から行うことができます。見に行ってみてください。スーパークールなものを見つけられるかもしれません!
※引用元 https://blogs.vmware.com/vsphere/2019/04/html5-web-client-fling-a-feature-catch-up.html
※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。
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