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第19回 クラウドへの道のりが、❝フォースと共にあらんことを❞ (野田貴子) 2017年6月

こんにちはー。今回も海外のVMware関連のコラムを意訳してご紹介します。VMwareの海外動向を理解する上での参考になれば幸いです。

※今回の記事は5月4日がメイ・フォース(4th)だったので、フォースというタイトルになっています。

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世の中の組織が社内インフラを拡張し、データセンターを統合・移行し、動的な機能要件をサポートするためにパブリック・クラウドを広く使用するにともない、パブリック・クラウドは日の目を浴びるようになりました。

しかし、いまだに多くの組織ではアプリケーションの実行や社内データの管理をデータセンターやプライベート・クラウドで行っており、今後もそれが続くと思われます。これはインフラへのハイブリッド・アプローチを活用する絶好の機会です。新旧のアプリケーションとサービス両方をサポートし、セキュリティとコンプライアンスの要件を満たし、超スピードでワークロードをどこで実行するかを選択できる、そのようなアプローチを取ることができます。

ハイブリッド・クラウドを作成するためにジェダイの心理操作は必要ありません。ソリューションを評価する際に考慮するべきことをよく理解しておくだけです。

賢明なヨーダはこう言うでしょう、「よく考えて、ここにあなたがすべきことがあるのです」と。

ワークロード
組織のワークロード全体の監視を行い、現在クラウドで実行しているものを見直します。そうしておけば、作成したハイブリッド・クラウド・ソリューションは組織のニーズを間違いなく満たすでしょう。

アプリケーションの依存関係と層
アプリケーションの依存関係を完全に理解する唯一の方法は、それらをマップすることです。アプリケーションを移動する前にそのアプリケーションが関係するすべてのシステムとサービスを知っておく必要があります。そうでない場合、アプリケーションの一部しかクラウドに移動できずに、ネットワーク内のどこか別の場所に置いてきた残りの部分に接続しないと動かなくなってしまうかもしれません。

ネットワーキング
現代の企業は複雑なため、一見シンプルなネットワーク要求でさえ時間がかかることがあります。組織によってはIPSec接続で十分ですが、ほとんどの場合はVMのサイズ、セキュリティ、ネットワーク機能のために直接接続回路が必要です。

移行
社内環境から社外環境にワークロードを移行するために多くの移行ツールがありますが、これらのツールのほとんどはアプリケーションの形式が変更されないことを求めています。しかし残念なことに、多くのクラウド・プロバイダーは独自のフォーマットに合うようにアプリケーションをリファクタリングさせようとします。理想を言えば、移行に必要な機能とは、ワークロードを改変せずに移行できる機能と、移行方法(OVFインポート、コールドマイグレーション、テンプレート同期、ライブマイグレーションなど)を柔軟に選択できる機能です。

セキュリティとコンプライアンス
クラウドのセキュリティ要件を満たす最も効果的な方法は、社内ポリシーをミラー化して矛盾を解消することです。覚えておきたいセキュリティ要件としては、暗号化、IPS / IDS、アイデンティティ、アクセス管理があげられます。

災害復旧
クラウドベースの災害復旧戦略に移行することで、迅速かつ機動的な実装やコスト削減など、分かりやすいメリットが得られます。ワークロードに必要なRPO(目標回復目標)とRTO(目標復旧時間)に応じて、社内のvSphere環境を複数の方法で保護する機能が求められています。

VMwarevSphere®のユーザーにはすでにクラウド使用を採用・拡大するための強固な基盤があります。VMwareはハイブリッド・クラウドで安全な共通運用基盤を作り、最高クラスのハイブリッド・クラウド・ソリューション一式を提供します。これにより機敏性が上がり、コストが最適化され、革新が加速されることになります。
VMwareクラウドソリューションの詳細はこちらをご覧ください。

※本コラムは以下のブログを意訳したものです。
引用元
https://blogs.vmware.com/vcloud/2017/05/may-4th-journey-cloud.html

※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。

 


 

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