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こんにちはー。野田貴子です。 今回も海外のRailsコラムを意訳してご紹介します。
Eileen Uchitelleは、GitHubのRubyアーキテクチャチームのStaff Software Engineerであり、Rails Coreチームのメンバーです。彼女はオープンソースへの熱心な貢献者で、Railsやその依存機能に焦点を当てています。Eileenは、スケーラビリティ、パフォーマンス、そしてオープンソースコミュニティの持続可能性や歓迎性に一生懸命に取り組んでいます。
複数データベースサポートの実装です。多くの利害関係者がこの機能を実装したいと考えているため、難しいプロジェクトです。ActiveRecordはRailsに含まれるオリジナルのgemの1つです。そのため、そこには多くのレガシーコードがあり、コミュニティからの多数の意見を考慮する必要があります。
私はこれに1年以上取り組んだあと、一般向けAPIから対応を始めてからバックサイドを実装することに決めました。多くの場合は根本的な問題をまず最初に修正しようとするため、この方法はレガシーコードを処理することにおいて興味深い方法でした。しかし、rakeタスクから始めて、次に接続API、次に基礎となるレガシーコードの部分を実装することは、このケースでは意味がありました。なぜなら、ずっと存在していたのに見えていなかった鋭いエッジケースが見つかったためです。
秘密は、技術的な問題と、組織的あるいは文化的な問題の違いを理解することです。テクノロジーは根本的な組織の問題を解決できず、チームの再編成はテクノロジーの問題を解決できません。
私の冷たい、死んだ手からRailsを掘り起こすことができますよ。冗談は置いておいて、いま機能し、動作しているアプリケーションを再構築することはほとんど意味がありません。それよりもアプリケーションを見て、「ここに属さないものは何だろう」と考え、それをサービスに移すことには意味があります。場合によっては、Railsアプリから機能が削除されることもありますが、それは理にかなっているためです。みなさんがやり取りするアプリケーションの大部分にとって、予見できる将来はRailsになります。これは、他のアプリケーションで再構築する正当な理由がないためです。
UchitelleはもともとUchitelで、ロシア語で「教師」と言われています。 「le」の追加で名前が変わり、発音が「You sha tell」になりました。
GitHubブログで彼女の投稿を読むことができます。 https://rubyweekly.com/link/79632/web
元の記事にはさらに詳しい説明が書かれていますので、ぜひ参考にしてください。
https://rubyweekly.com/issues/475
※本コラムは上記の元の記事を筆者の独自の見解で意訳したものです。
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