コラム

CTC教育サービス・ホーム　＞　コラム　＞　TECH TREND MAGAZINE　＞　Linux Essentialsのおすすめの研修・試験申込まで　～新人研修にも最適、Linuxを学ぶ最初の一歩に～

TECH TREND MAGAZINE

CTC 教育サービス

[IT研修]注目キーワード Python UiPath(RPA) 最新技術動向 Microsoft Azure Docker Kubernetes

Linux Essentialsのおすすめの研修・試験申込まで　～新人研修にも最適、Linuxを学ぶ最初の一歩に～ (CTC教育サービス) 2024年10月

資格の概要

「Linux Essentials」は、Linux Foundationが提供する、Linuxシステムの基礎知識を証明する資格です。Linuxの基礎を学びたい人や、IT業界でのキャリアをスタートさせたい人にとって最適な資格です。

この資格では、Linuxの歴史、基本的なコマンド、ファイルシステムの構造、オープンソースの概念など、Linuxシステムの基礎を幅広く網羅しています。Linux Essentialsを取得することで、以下の様な知識・スキルを習得したことを証明できます。

Linuxシステムの基本的な概念の理解
基本的なコマンドの実行とファイル操作
ユーザー管理、パーミッション設定などの基本的な管理操作
シェルとスクリプトの基礎知識

なぜLinux Essentialsが重要なのか？

現代社会において、Linuxはサーバー、クラウド、組み込みシステムなど、様々な分野で基盤となるOSとして広く普及しています。スマートフォンや家電製品といった身近なものから、Webサーバーやデータベースといった企業システムまで、Linuxは現代社会のあらゆる場面で利用されています。

そのため、Linuxに関する知識やスキルは、ITエンジニアにとって必要不可欠なものとなっています。企業は、システムの構築、運用、保守などを円滑に行うため、Linuxの知識を持った人材を求めています。

Linux Essentialsは、Linuxの基礎知識を習得するための最初のステップとして、世界中で広く認められています。この資格を取得することで、Linuxの基礎知識を有することを客観的に証明できるため、IT業界での就職や転職活動においても有利に働くでしょう。

試験について

試験範囲

Linux Essentials試験では、Linuxシステムの基礎知識に関する幅広い範囲が出題されます。試験合格に必要な重要なポイントに絞って学習を進めることが効率的な合格への近道です。　
[ 出題範囲 ]
　Linuxの歴史とオープンソースの概念　/　シェルとコマンドラインの基本　/　ファイルとディレクトリの操作　/ 　テキストファイルの編集　/　ユーザー管理とパーミッション　/　プロセスの管理　/　パッケージ管理　/　　ネットワークの基礎　/　セキュリティの基礎

試験形式

試験は、選択問題形式で出題されます。制限時間は60分で、問題数は40問です。

合格基準

合格基準は正答率60%以上です。試験後すぐに合否判定が表示され、合格者には後日、認定証が発行されます。

資格取得の条件は試験合格のみで、受験に際して必要な他の資格や前提条件はありません。

また、資格に有効期限はありません。

受験方法

試験はピアソンVUEでの実施となり、受験にはピアソンVUEのアカウントが必要です(LPIの受験には、LPI ID登録も必要です)。

アカウントを作成すると、試験の予約ができるようになります。受験会場は、テストセンター、もしくは、オンラインでの受験が可能です。

受験料は10,000円です。支払いはクレジットカード決済や、電子チケットの試験バウチャーなどから選択できます。

試験対策と勉強法

効果的な勉強法

Linux Essentialsの試験に合格するためには、効果的な勉強方法を実践することが重要です。

公式の学習教材
LPIで公開されている教材は、試験範囲を網羅しており、詳細な解説が記載されているため、試験対策としても最適です。

コマンド操作の練習
Linux Essentialsでは、基本的なコマンド操作に関する問題が出題されます。実際にLinux環境を操作し、コマンドの使い方を身体で覚えることが重要です。

模擬試験で実力チェック
模擬試験を活用することで、自分の得意分野、苦手分野を把握し、弱点克服に集中することができます。

Linux講師による、試験合格のポイント！

本資格ではいくつかのコマンドやそれに付随するオプションが登場します。それらを覚える際、テキストを眺める、なんとなく実行するのではなく何のためにどういう意図で実行しているのか説明しながら取り組んでいただくのがオススメです。説明は自分に対してでもぬいぐるみでもなんでも構いません、声に出さなくても構いません。いかにアウトプットする機会を増やすかが合格の鍵となりますので、恥ずかしがらずに試してみてはいかがでしょうか。