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こんにちは。吉政創成の吉政でございます。
あくまで個人的な推測でしかありませんが、クラウド業者が自社クラウドの差別化要素としてAIサービスを活用しに行くのではないかと予想しています。
そう思うのは、どんな市場でも必ず市場成熟期に入ると、機能面での差別化を図ることが難しくなり、どの商品を使ってもあまり変わらないような状態になっていきます。
まさにクラウドがそのような状況になりつつあると考えております。こんなことを書くと技術的に詳しい方から怒られそうではありますが、シェアが伸びている又は維持しているクラウドの強者はまさにそうなろうとしているのではないかと思っています。
最新のクラウド市場を見ると、以下のグラフのようにシェアを維持しているAmazon、上昇中のMicrosoft、増加中のGoogleとAribabaの4クラウドが将来そのような状況になるのではないかと思っています。現状ではAmazonとMicrosoftがすでにそうなりつつあると思っています。
引用元:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2302/14/news100.html
クラウドの世界シェアではAmazonが30%前半を推移しつつ、Microsoftは着々とシェアを伸ばしており、現在の状況はAmazon33%に対してMicrosoft21%になっています。その差はますます縮まっていくと考えています。そして、将来完全に2強になるのではないかと予想しています。その理由は以下であると考えています。
そして、今後の話ですが、皆様ご存じのOpenAIの件です。Azure OpenAI Serviceが提供され始めました。AzureとOpenAIを戦略上も結びつけるサービスになります。AIを企業が活用しようと思った場合、そのAIシステムは機密性の高いシステムになるはずです。そしてすべてのAIシステムを一から開発するのは膨大なコストがかかるはずです。その2点から推測して、企業が活用するAIは外部のAIサービスと、自社構築のAIシステムのハイブリッドになると予想しています。最終的にどのような形になるかはわかりませんが、AIの普及は進んでいくでしょうし、そのプラットフォームとしてはクラウドになるのはまず間違いないと思うので、クラウドシェアにAIビジネスが影響を及ぼしそうです。
今回、MicrosoftがAzure OpenAI Serviceを出したからと言って、Amazonのシェアが落ちるとも考えていません。Microsoftが猛追するクラウド市場でもあり、クラウド市場はまだまだ拡大している市場でもあります。この状況下で、高いシェアを維持しているAmazonはさすがの強さともいえると思います。
今後もAmazonとMicrosoftのクラウド2強時代はますます色濃くなっていくと思います。
ちなみにこのコラムを掲載いただいているCTC教育サービスはAWSやAzure、そしてAIで最も普及している技術の一つであるPythonに強い教育会社です。AWSやAzureのPythonの研修をお考えの方は、ラインアップも実績も豊富なCTC教育サービスの研修をご覧ください。
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