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こんにちは。吉政創成の吉政でございます。
今期、私にとって大きなトピックと言えば、日本を代表する大手企業から第三者評価を依頼されたということでした。その依頼内容は以下でした。
・マーケティング関連の管理職クラスの方が、ある一定のスキルを保有しているかどうかの審査を行う
・審査は上長を除く、上級管理職の方と外部の見識者により構成される
・審査はITSSに準じた内容で、書類とプレゼンと面談による審査であり、長時間にわたる
・スキルを客観的に評価するべく、チェック項目は子細な内容だった
大手企業によるマーケティング第三者評価というのは国内初の試みであり、大変光栄でした。社外機密の話なので、詳細は一切話ができないですが、その会社はマーケティングだけではなく、技術者や営業、管理部門でも実施しており、成果を上げているようです。
スキル判定においては、社内で測定することが難しく、知識やスキルは必ず劣化します。業務において日々鍛錬されている方でも、その内容には必ずムラができます。日ごろ使っている知識やナレッジは問題ないとは思うのですが、使用頻度が少ないものについてはどうしても陳腐化してしまうものです。使用頻度が少なくても、重要なスキルや知識は多いですよね。そのような時に重要なのは第三者チェックだと思います。開発業務においても第三者テストは重要ですよね。それと同じです。結局、自己判定や身内判定ではどうしても甘くなってしまいます。
一方、少し古い調査データになりますが、研修を受けていない会社の障害発生率が高いことを裏付ける調査データが以下のように公開されています。
プロジェクトの失敗と投資の関係――42%の企業が「教育への投資は3%未満」と回答
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1309/30/news137.html
結局、知識やスキルは陳腐化するので、つねに新しい知識とスキルを入れていかないと、障害発生率が高いということです。全ての知識を毎年学習するのは結構大変だと思うので、定期的なITスキル診断のような第三者チェックを受けることは、時間とコストの節約になると思っています。
ズバッといいますが、全開発メンバーを3年に一回、第三者スキルチェックを受けて点数が不得手な部分を研修させるだけで、障害発生率はかなり減るのではないでしょうか?障害によるプロジェクト赤字は利益が減るだけではなく、お客様の信頼低下にもなり、社員の疲弊にもつながり、できる人から離職していくような事態にもなりかねないですよね。(そういう会社は結構多いはずです)
このコラムを掲載いただいているCTC教育サービスではITSSに準拠したITスキル診断サービスを提供しています。興味がある方は、以下をご覧の上、是非ご利用ください。
https://www.school.ctc-g.co.jp/skillsdiagnosis/
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