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改めまして、このコラムを担当する吉政創成の吉政でございます。CTC教育サービスのマーケティング支援を行っているご縁から、この「技術者のためのほにゃららら」というコラムを連載しています。「ほにゃららら」というのは40歳前後以上の方でないとぴんと来ないかもしれません。「XXXXX」や「なんとか」のような意味です。ちょっと大きな会社の役員をしていたこともあり、技術者の面接で経験したことや、XMLやLinux、Ruby、Ruby on Rails、PHP、Pythonの認定試験を運営支援する中で感じたことなど、技術者の方々に役に立つような内容を中心に書いていきます。第28回は「数字に基づくPythonの勢いとは」というタイトルで書いてみます。
まずは、Pythonの状況を簡単に説明します。以下についておおよそ違いはないと思われます。
実際ニュースを見ると、ビッグデータ、AI、OpenStackなどの分野では中心的な言語としてPythonの名前が出るようになってきています。さて、Pythonですが、データで見るとどうでしょうか。
Java | 88760件⇒72145件 |
---|---|
Python | 43883件⇒45420件 |
Ruby | 19993件⇒21039件 |
PHP | 18635件⇒19396件 |
Perl | 22883件⇒18183件 |
Python、Ruby、PHPが伸びて、他の言語の求人数が減少しています。特にJavaの下降が大きく、1年間で1万6千求人減少し、2005年時点と比べると30%以上減少しています。
日米ともに求人数でJavaが大幅減少、Pythonは米国で2位を維持、日本では10位から7位に上がり、伸び率がトップでした。求人数が伸びているということは、将来需要が成長することの証になります。
機械学習用の定番ライブラリが豊富な「Python」関連の求人には「機械学習エンジニア」や「ロボット向けアプリケーション開発」といった求人が多く見受けられました。
以前は海外に比べて日本ではそれほど人気がなかったPythonですが、第3次AI(人工知能)ブームを受け、需要が急激に高まっていると考えられます。
※国内最大級の求人検索サイト「スタンバイ」の調べ 2016年2月
https://jp.stanby.com/media/programming_ranking/
平均給与が高いということは、単価の高いビジネスが見込めるということの証になります。
仕事が増え、ビジネス規模が期待できるので、教育のニーズも高まっています。
CTC教育サービスの昨年度の人気研修コースランキングでもPythonは2位に入っており、いよいよ本格的なニーズ拡大の雰囲気を醸し出してきています。
いかがでしょうか?このコラムを読まれている方は恐らく、Pythonの人材育成に興味を持たれている方だと思います。興味を持たれている方は、今すぐ人材育成をされたほうがいいと思います。かなり勢いが出てきている数字ですので、来年はもっと良くなりそうです。
CTC教育サービスのPythonコースはとても人気です。教育を検討されている方は是非、受講されてみてください。
CTC教育サービスPythonコース http://www.school.ctc-g.co.jp/python/
最後に、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 代表理事としての言葉を残します。
Pythonの教材が最近増えていますが、Pythonに明るくない方が書いている教材が多々見られ、その教材はPythonicではないPythonの場合が散見されます。PythonicではないPythonを学んでも、トラブルのもとだと思われます。PythonicなPython教材として代表的なものはオライリーのPython書籍です。その書籍を元に出題するPythonエンジニア認定試験はPythonicなPythonの知識を得ている証明になると思います。是非、試験の活用を検討ください。
Pythonエンジニア育成推進協会 https://www.pythonic-exam.com/
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