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[IT研修]注目キーワード Python UiPath(RPA) 最新技術動向 Microsoft Azure Docker Kubernetes
改めまして、このコラムを担当する吉政創成の吉政でございます。CTC教育サービスのマーケティング支援を行っているご縁から、この「技術者のほにゃららら」というコラムを連載しています。「ほにゃららら」というのは40歳前後以上の方でないとぴんと来ないかもしれません。「XXXXX」や「なんとか」のような意味です。ちょっと大きな会社の役員をしていたこともあり、技術者の面接で経験したことや、XMLやLinux、Ruby、Ruby on Rails、PHPの認定試験を運営支援する中で感じたことなど、技術者の方々に役に立つような内容を中心に書いていきます。第25回は「OpenStackはエンジニアの将来を明るく照らす道」というタイトルで書いてみます。
10年単位で時代をさかのぼってみて、技術は進化していますでしょうか?
ここであえて詳しく書きませんが、IT技術において、現在使用しているものはほぼ進化を遂げてきているといえると思います。一方で技術者の皆様の技術力はいかがでしょうか?この問いに対しては様々な意見が出てくるでしょう。
「生産性が上がっているのだから技術力は向上している。」という人や、「いやいや中身のことを何も知らなくなったので、技術力としては退化しているのでは?」と思う人もいると思います。
確かに、メインフレームの創世記の時代では、ほとんどのシステムをフルスクラッチで作っていたような時代でした。フルスクラッチで作らなければならなかったため、メインフレームのエンジニアはかなりの範囲の技術を理解していなければなりませんでした。それゆえに汎用機のエンジニアはかなり高給取りだったと伝え聞いています。その後、時代は進化し、生産性は向上しましたが、エンジニアの平均年収は400万円ほどになり、メインフレームが中心の時代と比べると、物価が違いますが、エンジニアの給与単価は半分以下になったような感覚ではないでしょうか。現代はシステムの本質的な技術を知らなくても、システムを組める時代です。裏を返せば、詳しくない人でもある程度食べていける時代です。その反面、給与や専門性など失うものもあったということだと思います。
しかしながらフルスクラッチの時代から、パッケージの時代へ、そして今はクラウドの時代となっています。今後も大きく、または小さく時代が変わっていく中で、エンジアの方々に様々なチャンスが訪れると思います。その個々のチャンスは私にはよくわかりません。ただ思うのは、大きなチャンスは技術を理解していて、技術に対して真摯なエンジニアに訪れるような気がしてなりません。
技術への真摯さは性格の話なので私には何もできませんが、技術を理解することの意味合いについて、私はお伝えしたいことがあります。
時代が変わる中、次の時代で使われる技術を開発したエンジニアの方には大きなチャンスが訪れます。でもそんな人は一握りですよね。でも、その周辺にいる技術を理解した人にも結構大きいチャンスが訪れるものです。役職が上がったり、本を書いたり、セミナーの講師をしたり、良い仕事が行列を作ったりと、次の技術を発明しなくても技術の本質を理解していることでチャンスが来ると思っています。 20年前の私がそうでした。Linuxを開発したわけではないのですが、Linuxに触れる機会があり、当時の私は日本では数少ないLinuxの市場動向やビジネスモデルに詳しい人材でした。その希少性と専門性により、本や雑誌に出るようになり、年間講演数は50を超え、顧問の依頼や高額のオファーをたくさんいただきました。チャンスが集まることにより、人は成長しやすくなります。あれから20年がたち、今では全く違う仕事をしていますが、当時のノウハウは20年で成長し、人脈もでき、私にとって良いきっかけとなりました。
技術の話に戻すと、メインフレーム時代に作られた技術は今も基本的な考えは息づき、成長し続けています。つまり本質を理解すれば相当、長く食べていける糧を得ることになるということです。技術の本質を理解する必要があるOpenStackを理解することは、パッケージ文化になれてしまった状況から脱出することであり、次の時代でも活用されていく技術の根幹を学ぶことなのです。
OpenStackを学ぶ方法は独学などもありますが、私は根幹的な技術を学ぶ必要があるOpenStackでもあるので、基本を先生から学べるトレーニングの受講をお勧めします。もちろん、この後も食べていく飯の種ですので、独学もおろそかにしてはいけません。10年食べて行こうと思えば、10年の修業が必要であり、20年であれば20年の修行です。エンジニアの道でも何の道でもみんなそうだと思のです。食べていくには修行の継続が重要です。
この話に共感できる方は、ぜひOpenStackにチャレンジしてみてください。
マスターできれば、あなたの将来を明るく照らすきっかけになるかもしれませんよ。
OpenStackはそんな技術です。
OpenStackの基礎コースに興味がある方は以下をご覧ください。
http://www.school.ctc-g.co.jp/news/20150722_018863.html
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