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第21回 クラウド向けサーバ市場データが発表されました。 エンジニアは腕の見せ所かもしれません。 (吉政忠志) 2014年10月

 改めまして、このコラムを担当する吉政創成の吉政でございます。CTC教育サービスのマーケティング支援を行っているご縁から、この「技術者のほにゃららら」というコラムを月刊連載しています。「ほにゃららら」というのは40歳前後以上の方でないとぴんと来ないかもしれません。「XXXXX」や「なんとか」のような意味です。ちょっと大きな会社の役員をしていたこともあり、技術者の面接で経験したことや、XMLやLinux、Ruby、Ruby on Rails、PHPの認定試験を運営支援する中で感じたことなど、技術者の方々に役に立つような内容を中心に書いていきます。第21回は「クラウド向けサーバ市場データが発表されました。 エンジニアは腕の見せ所かもしれません。」というタイトルで書いてみます。

 9月8日にIDC JAPANよりクラウドの市場データが発表されました。クラウド市場は2013~2018年の年平均成長率(CAGR)がサーバ出荷台数で8.8%、出荷額で11.8%になる見込みだそうです。相変わらずクラウド市場は高成長が予測されています。この資料で私が気になったのは、プライベートクラウドの市場の成長です。

 2013年の国内クラウド向けサーバの出荷台数内訳は、プライベートクラウド向けが27.1%、パブリッククラウド向けが72.9%でした。一方で2018年のサーバの出荷台数内訳は、プライベートクラウド向けが38.6%、パブリッククラウド向けが61.4%となり、クラウド全体の市場杯が大きくなるのに加えて、シェアも大きく伸ばします。また、出荷額はプライベートクラウド向けが76.2%、パブリッククラウド向けの出荷額が23.8%と予測されています。プライベートクラウドが市場サーバ台数、出荷額ともに大きく伸ばすのが今後の5年間になります。

 これは従来オンプレミスで構築していたサーバがクラウド環境で構築されるということを意味します。エンジニアの皆様には従来の技術に加えて、仮想化を代表するクラウドならではの技術取得を強化する必要があるということです。今回の発表資料にも書かれていましたが、クラウド上で構築されるシステムの多様化とその組み合わせによる複雑化が起こり、同時にデータ量や、データの種類の増加などがあるそうです。この多様化と複雑化に対応するべく、技術者は知識と経験を積み市場の拡大に準備しておく必要があります。

 システムインテグレーターの差別化用として大きいのが経験に基づく技術力です。これはできるだけ早めに摘んでおいた方が良いと思います。そして、経験に基づく技術力を育成するには、しっかりとした基礎力強化が必要です。システムインテグレーターの皆様で、仮想環境やクラウド環境の技術力が弱い場合は、是非トレーニングの受講をお勧めします。豊富な研修環境と優秀な講師陣の下、体系立てて学ばれることをお勧めします。CTC教育サービスはクラウドや仮想化市場の創成期からトレーニングを開始しており、講師陣、学習環境など業界トップクラスのトレーニングサービスを提供しています。トレーニングを検討される際は是非CTC教育サービスのコースをお願いします。私は推奨します。

 ちなみにタイミングよく、先日インタビューしたCTCスーパーエンジニアインストラクターである藤江様のAWS認定トレーニングの魅力と見所を公開いただきました。興味がある方は以下のインタビュー記事もご覧ください。CTC教育サービスの魅力を垣間見ることができると思います。 (インタビュー記事はこちら

 


 

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