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改めまして、このコラムを担当する吉政創成の吉政でございます。CTC教育サービスのマーケティング支援を行っているご縁から、この「技術者のほにゃららら」というコラムを月刊連載しています。「ほにゃららら」というのは40歳前後以上の方でないとぴんと来ないかもしれません。「XXXXX」や「なんとか」のような意味です。ちょっと大きな会社の役員をしていたこともあり、技術者の面接で経験したことや、XMLやLinux、Ruby、Ruby on Rails、PHPの認定試験を運営支援する中で感じたことなど、技術者の方々に役に立つような内容を中心に書いていきます。第14回は「COBOLエンジニアのためのRuby on Rails教育」について書いてみます。
COBOLが終わったので、Ruby on Railsにどうぞ!
ということではないです。COBOLのビジネスは今後大きく拡大することはないと思いますが、長い期間存続していくと、個人的に考えています。一方で、LightLanguage(LL)の世界では、複数の開発言語を習得しているのが当たり前で、大手ソーシャル系の面接でも書類選考の最低基準が複数の開発言語を習得していることだったりします。雇用側も用途によって、開発言語を使い分けてほしいという思いがあるから、採用基準にバイリンガル的な条件が入ってくるのです。しかも、バイリンガルというのは開発者にとっても仕事の幅が広がりますし、今後のキャリアアップの観点でも重要な要素だと思うのです。それもあり、Web系の開発者の方は複数の開発言語を取得していることが多いです。
では、COBOLエンジニアの方はいかがでしょうか?
COBOL 1本です!という方も多いのではないでしょうか?
統計データがあるわけではないので、詳細は分かりませんが、他の言語取得者と比べてCOBOLエンジニアは他の開発言語を取得されている比率が少ないように感じています。(違っていたらすみません) ネットで調べてみると、「ここが変だよCOBOL」のような記事やブログもあったりと、ある種特異な部分があるのかもしれません。50年前に開発された開発言語なので、新しい開発言語とは思想も含めて大きく違うのかもしれません。
万が一、COBOLの仕事がなくなった場合、引退します!という方はいいのかもしれませんが、できる限り現役でいたいと思う方は、違う思想の開発言語や流行の開発言語を習得されることをお勧めします。ただ、COBOLからLL系の言語の習得はなかなか感覚的な部分の違いもあり、独学では時間がかかるようなのです。どうしてもCOBOLっぽさが抜けなかったりすることもあるようです。
そうであれば、COBOLとLL系の両方を知っている方にCOBOLエンジニア向けの特別コースを作ってもらえばいいのでは?ということで、Rails技術者認定試験運営委員会 認定スクールであるフロイデ社に依頼し、作っていただきました。このコースでは、COBOLエンジニアの方がはまりやすいところを中心に講義を進めていただき、二日間で簡単なRuby on Railsを使用したアプリケーションを作れるようになります。この二日間コースに加え、Rails技術者認定試験対応の認定トレーニングコースを受講いただくと、Ruby on Railsを全方位的に体系立てて理解することができるようになります。
興味がある方は、以下をご覧いただき、是非受講ください。トレーニング受講は効率的に短時間での取得ができる最良の方法だと思います。
※COBOL to Railsコースについては以下をご覧ください。(集合教育のみ受け付けています)
http://www.railscp.org/docs/2013070100011/
※Rails技術者認定試験対応の認定トレーニングコースについては以下をご覧ください。
http://www.school.ctc-g.co.jp/course/R018.html
※上記の二つのコースをセットで受講されたい方はRails技術者認定試験運営委員会までお問い合わせください。
http://www.railscp.org/contact/
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