CTC 教育サービス
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はじめまして。このコラムを担当することになりました。吉政創成の吉政でございます。CTC教育サービスのマーケティング支援を行っているご縁から、この「技術者のほにゃららら」というコラムを月刊連載することになりました。ちなみに「ほにゃららら」というのは40歳前後以上の方でないとぴんと来ないかもしれません。「XXXXX」や「なんとか」のような意味です。ちょっと大きな会社の役員をしていたこともあり、技術者の面接で経験したことや、XMMやLinux、Ruby、Ruby on Rails、PHPの認定試験を運営支援する中で感じたことなど、技術者の方々に役に立つような内容を中心に書いていきます。第一回は「自分の活かし方」という内容で徒然に書きます。
自分を活かしたい方向性は人によって様々です。よって活かす方法も様々です。共通点を一つ上げるとすれば私は「自分以外の誰かの役に立つ」ことが自分を活かす全ての方向性の共通項であると考えます。その「誰かの役に立つ」量が大きく、その方向が自分の意図する方向であれば、自分を活かせていると感じられるはずです。
みなさん、自分を活かせていますでしょうか?誰かの役に立ってますでしょうか?もしかしたら、「自分はもっとできるのに、なかなか実力を発揮できない」と思っていませんか?もし、「まだまだ自分は自分を活かしきれていない」と思うようでしたら、以下の意見を参考にしてください。
自分を活かすため、誰かの役位立つためには、「自身の実力をチャンス(仕事)提供者に証明できること」が重要です。チャンス(仕事)を提供する方は必ず、そのチャンス(仕事)を成功させたいはずです。よって、少しでも成功させることができる可能性が高い方に依頼します。よって、チャンスを得られる方というのは、成功させることができる要素を持っている方であり、その証明をチャンス提供者に伝えることができる者ということです。これは仕事をもらうための「自己アピール」というより「第三者証明」のほうがニュアンスとしては近いかもしれません。チャンスを得るための行動を行っているかどうか、その行動が知られているかどうかが重要であると考えます。職場環境によって多少差はあると思いますが、チャンスを得やすい行動をピックアップしておきました。実際にこれは自分自身が若いときに行って効果があったものでもあります。
「1」については、意外にやってない人が多いですが、実行すればチャンスを得られる可能性は飛躍的に向上します。何かのレポートは上司から言われなくても提出してもよいのです。重要なことは自分自身が興味を持っていることを調査、勉強し、それを自分にチャンスを与えてくれそうな人が見る場所に公開することです。一番確実なのは「上司に自分がまとめた情報を周囲に共有してよいか確認する」ことをお勧めします。行動としては自然ですし、会社としても情報共有は重要なことです。
「2」については、自分の技術知識の取得度合いの第三者証明を得るには資格が一番分かり易いです。資格に加えて開発・構築実績があれば、実力と幅広い基礎知識の保有を証明できます。また資格取得は人事的にも社内報告事項になるため有効です。
「3」については、情報は社外から入ってくることが多いため、その情報が入ってきやすい場所に身を置くことで、より実践的な情報を得られるという意味です。これは単純に技術情報だけでなく、新しい団体や業界プロジェクトの発足などの情報も含んでいます。それらの情報はニュースになる前に情報を持っていたほうが所属会社の役に立ちます。情報があれば、さらにチャンスを得やすくなります。
第一回目のコラムはいかがでしたでしょうか?技術者の方々には良い能力を持っていながら、自己表現があまり上手ではない方が多いように思えます。今回はそれほど難しいことではないのですが、意外にやられていないことを中心に書きました。何らかの参考になれば幸いです。実は私は昔、会社の指示がなくてもよく提案書やレポートを書いていました。その時にすぐに結果が出なくても、上司の方々は意外に覚えていただいていて、時間をおいて採用されたり、関連のプロジェクトに参加させてもらえたり、社内でレポートを提出して悪かったことは一度もありません。上司としても頑張ってアウトプットしている部下を活かしたいと思っていたように思えます。自分を活かすにはまず自分が行動しなければダメですよね。是非やってみてください。それでは、また来月、このコラムでお会いできることを楽しみにしております。
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