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前回仮想マシンの作成時にOSを指定しましたがなぜ指定しないといけないのか少しお話したいと思います。最適なデバイス・ドライバーをOSが利用できるよう提供するNICやHBAなどをハイパーバイザー側で調整するため、仮想マシンを作成するときにインストールするOSの種類を指定する必要があります。
CPU、メモリ、HDD、NICなどのリソースを設定して増減することが可能です。ただし、CPUについては、物理コア数以上のCPUを割り当てることはできません。
OSのインストールに必要なものは、OSのCD-ROMまたはDVD-ROMとなります。VMware上では、CD-ROMなどのイメージをそのままコピーしたISOイメージファイルを利用します。仮想マシンが提供する仮想CDドライブにインストールしたいOSのISOイメージファイルをマウントします。また、必要に応じて仮想マシンのBIOS画面で、CDドライブを起動ディスクに設定してください。BIOS画面を表示するには、仮想マシンの起動時に「F2」を押してください。仮想マシンの電源が入り、CDドライブからOSインストーラが起動します。OSインストーラが起動するとあとは、そのOSのインストール手順通り作業を進めてください。
OSのインストールが終わったら必要に応じてOSのパッチ(Windows Update)などを実施してください。その後、VMware Toolsをインストールしてください。
では、前回に引き続きOSのインストールを行いたいと思います。
ダウンロードしたファイルをデータストアにアップロードします。アップロードの手順は以下のとおりです。
上向きの矢印のアイコン をクリックします。ファイル選択ダイアログボックスが開きますのでファイルを選択しアップロードしてください。
ISOファイルをマウントするには、仮想マシン上にマウスカーソルを合わせて右ボタンをおして「設定の編集」を選んでください。すると仮想マシンのプロパティを変更することができます。「CD/DVDを」クリックすると以下の画面になります。「データストアISOファイル」の参照をおし、アップロードしたISOファイルを指定します。また、「パワーオン時に接続」をチェックすることも忘れないでください。
コンソールを開きます。対象仮想マシンを選択した状態でツールバー上のアイコン をクリックしてください。
次に仮想マシンを起動します。ツールバー上のボタン を押すと仮想マシンの電源が入ります。電源が入ると仮想CD-ROMから自動的にISOイメージが読み込まれOSのインストーラーが起動します。ここでは、OSのインストール方法については、触れません。各OSのインストール方法にしたがってインストールしてください。
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