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第10回 vSphere Clientからの接続 (志茂吉建) 2013年1月

 第9回から引き続き、ESXiホストのインストールとIPアドレス設定、vSphere Clientのインストールが完了しました。今回は、ESXiホストとvSphere Clientの接続を行いたいと思います。
 vSphere Clinetをインストールすると、以下のようなショートカットがデスクトップ上に作成されます。ダブルクリックして起動してください。
fig01

vSphere Clinetの起動

 起動すると以下のようなログイン画面が表示されます。ESXiに設定したIPアドレスまたはホスト名、および、ユーザ名として「root」、パスワードとして「ESXiインストール時に設定したパスワード」を入力してください。その後、「ログイン(L)」をクリックします。

fig02

 以下のようなセキュリティ警告が表示されますが、「無視(I)」ボタンをクリックしてください。

fig03

 ログインできると以下の画面が表示されます。ESXiは、評価版として60日以内で利用することができます。うまくログイン出来ない場合は、IPアドレス、ユーザ名、パスワードを再度確認してください。

fig04

vSphere Clientの画面

 ログインが成功すると次の画面が表示されます。左側は、ESXiホストのIPアドレスが表示されています。右側には、タブ表示となっています。ESXiホストの各種プロパティを確認することができます。

fig05

各タブの説明
タブ 概要
はじめに ホストについての情報や基本タスク、関連トピックなどが表示されます。「新規仮想マシンの作成」をクリックすると仮想マシンの作成を行うことができます。
サマリ ホストの詳細情報やリソースの使用率の情報などを確認することができます。
仮想マシン 作成された仮想マシンの状態や個別のリソース使用率などを確認することができます。
リソース割り当て CPUやメモリのリソース割り当て状況を確認することができます。
パフォーマンス リソースの使用率のグラフを確認することができます。
構成 ハードウェアおよびソフトウェアの設定を行うことができます。ESXiホストの全体に関する設定を変更する場合にしようします。
ローカル ユーザおよびグループ ユーザ名およびグループを確認することができます。新規にユーザを追加したり削除したりする場合に利用します。
イベント イベントのログを確認することができます。
権限 ユーザの権限をユーザおよびグループごとに設定することが可能です。

 以上で、vSphere ClientからESXiホストの接続できるようになりました。次回は、仮想マシンを作成したいと思います。

 


 

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