CTC 教育サービス
[IT研修]注目キーワード Python UiPath(RPA) 最新技術動向 Microsoft Azure Docker Kubernetes
こんにちは、穂苅智哉と申します。
私達が普段関係しているビジネスには、経営・企画・開発・マーケティング・営業・バックオフィスなど欠かせない役割がたくさんあります。それぞれの役割の中で多くの決定を行いながら会社が動いているわけですが、どのようにしてビジネス上の決定を行っているでしょう。
おそらく、データをもとにして決定をしているはずです。今回は、BIツールのPower BIがテーマです。
まず、BIツールとはなにか?から説明します。すでに会社で使っている方もいらっしゃると思いますが、BIとはBusiness Intelligence の略です。これは、企業や組織がデータに基づいて意思決定を行うためのものです。日々業務を行っている中で私達は非常に多くのデータを収集し、利用しています。例えば営業で言えばどの商談がどのようにして受注/失注したのかは、利用しているSFAツール等で取れてきます。このデータと他の要素を含めたうえで受注/失注の傾向を分析し、次の営業戦略に活かしていくという事ができるようになります。もちろん利用しているシステム内の分析でできる範囲もありますが、分析や可視化を専門としたツールを使う必要も出てくることも多いです。
これらができるツールがBIツールというもので、有名なBIツールとしては今回メインで取り上げる「Microsoft Power BI」や、「Tableau」、「Looker」、「Looker Studio」などがあります。
それでは、Power BIについての話に移ります。Power BI はMicrosoft社が提供しているBIツールで、「Microsoft Power Platform」というローコードアプリグループの1つです。ですので、エンジニアの知見は特に不要で、BIであればビジネスサイドのメンバーがしっかり使うことができるものになります。Excel などでは適さない、多くのデータや複数の情報源からのデータをSQLも使いながら分析をしていく事ができるため、「Microsoft Power Platform」を利用できる組織の方は使ってみるのをおすすめします。
(参考:Power BI とは?)
ここまで概要を見てきた、BIツールとPower BIですが習得することで会社にとって何がいいのでしょうか。それは、データ起点で行われる意思決定の効率化と業務の効率化が大きいです。
BIツールを使うことで、様々な、複雑なデータをまとめてわかりやすく分析することができます。そしてそれをグラフなどに可視化することによって、人間が判断をしやすい貴重な情報となります。更に、BIツールはリアルタイムに分析を行うことができるので日々変化していくビジネスの状況を踏まえて、今の状況を理解し、どのように打ち手を取っていくのかにも役に立ちます。
また、データ収集や分析についてはBIツール側で実施できますし、レポートもシステム上で作ってくれるので、多くの時間をかけて行っていたデータ分析や可視化の手間を大幅に削減することができるようになります。
データドリブンに自社の状況を把握し、適切な経営判断をしていくうえで欠かせないものであると言えますので、これをビジネス側の人材がしっかり活用して企業の成長に不可欠な要素です。
これからの企業には欠かせないIBツール、Power BIですが当然のことながら習得には少し時間がかかります。時間と労力をかける価値があるものですが、効率的に習得をしていきたいものです。
そこで、まずは基礎をしっかり固めつつ実際に使っていくために、IBやPower BIの基本的な概念から入って具体的な部分に進んでいく流れが良いと思っています。
CTC教育サービスが提供する「Power BI入門 ~データ分析と分析データの加工をゼロから学ぶ~」では、これからデータ分析を始める企業・方向けの学習コースです。そもそもどういうことができるのかから、Power BIの操作、データ分析、可視化といった一連の流れを学習できるものになっています。
コースの情報等を記載しておきますのでご興味がある方はご覧の上、ぜひお問い合わせください。
Power BI入門 ~データ分析と分析データの加工をゼロから学ぶ~
https://www.school.ctc-g.co.jp/course/P608.html
[IT研修]注目キーワード Python UiPath(RPA) 最新技術動向 Microsoft Azure Docker Kubernetes