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今回のInst. Tech Viewは、2010年から日本語試験が提供されたJuniper Networks認定資格「JNCIA-Junos」をご紹介します。
ネットワーク技術者の認定資格といえば、有名なものとしてCisco Systems社が認定する「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」があります。
このメールマガジンをご覧になっている方の中にも、CCNAを取得している方がいらっしゃると思います。筆者もCCNAを取得しています。
今までルータやスイッチといったネットワーク機器といえばCisco Systems社の機器が有名で、実際に使用されているシェアとしても多くのシェアを占めていたと思います。そのため、ネットワーク技術者の方々も、自分の技術を証明する手段としてCisco Systems社の認定資格であるCCNAを取得する方が多かったようです。
しかし近年、Cisco Systems社以外にも、Juniper Networks社のルータやスイッチを様々な場所で見る機会が増えて来たように思います。
理由の1つとして、もともとJuniper Networks社は、キャリアのバックボーンなどで使われるハイエンドなルータが主力製品だったため一般的な企業ではあまり見かけることがなかったのですが、近年、ハイエンドルータで使用されてきたJuniper Networks社独自のOS「JUNOS(ジュノス)」を搭載したミドルレンジのルータやL3スイッチが販売され、一般的な企業でも使用され始めたのが理由の1つに考えられます。
そんなJuniper Networks社の「JUNOS」のスキルを証明するのが「JNCIA-Junos」です。
この「JNCIA-Junos」は、Juniper Networks社が提供する資格の中では入門の資格にあたり、Cisco Systems社の資格でいえば先ほど紹介した「CCNA」にあたります。
また、「JNCIA-Junos」は現在、Juniper Networks社が提供している資格では唯一の日本語の試験も提供されている資格になります。英語版の試験番号は「JN0-101」、日本語版の試験番号は「JN0-100」となります。
「JNCIA-Junos」の試験内容について、公開されている情報は以下となります。
試験時間:90分
試験タイプ:65問の選択形式
配信センター:ピアソンVUE
前提資格:必要なし
試験内容:JUNOS/ルーティングの基本、ルーティングポリシー、Firewall Filters等
弊社では、この「JNCIA-Junos」に対応した研修を以下の2コースをご用意しています。
IJOS(Introduction to the Junos Operating System)とJRE(JUNOS Routing Essentials)です。この2コースを受講することで「JNCIA-Junos」の内容を網羅できます。両コースとも1日コースとなっており、大変受講しやすくなっています。
受講順序としては、まず最初にIJOSを受講し、Juniper Networks社のデバイスに搭載されているOS「JUNOS」の基本的な操作方法を習得していただきます。
次にJREで、「JUNOS」でのスタティックやダイナミックルーティングの設定方法だけではなく、経路情報の操作(ルーティングポリシー)やFirewall Filter(パケットフィルタリング)を習得していただきます。
この2コースを受講することで「JNCIA-Junos」の受験準備になることはもちろんですが、「JUNOS」の基本的な操作方法を習得できますので、今後「JUNOS」が搭載されたJuniper Networks社のデバイスを扱う予定の方や、すでに「JUNOS」を使用しているが、再度、体系的に「JUNOS」について学習したい方にも最適です。
皆様のご受講を心からお待ちしております。
■■■ コースの詳細情報 ■■■ ※価格はメルマガ配信時点の価格です。
NS20:IJOS(Introduction to the Junos Operating System)
期間:1日間
費用:\73,500(税込み)
NS21:JRE(JUNOS Routing Essentials)
期間:1日間
費用:\73,500(税込み)
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