CTC 教育サービス
[IT研修]注目キーワード Python UiPath(RPA) 最新技術動向 Microsoft Azure Docker Kubernetes
吉政創成 アシスタントの菱沼です。
Pythonの生みの親、Guido van Rossum氏がなぜPythonとつけたかの理由が、自身が好きだったコメディグループの名前からとったと知って軽く衝撃を受けました。
さて今回も前回に引き続き、「いちばんやさしいPython入門教室(大澤文孝氏著/ソーテック社)」を片手に勉強していきます。 前回はCapter1の中から、コンパイラとインタプリタについて整理しました。今回は「Capter2 Pythonを始めよう」の章を勉強していきます。いよいよ本格的にPython入りです。(ちなみに冒頭の名づけネタはこの章です。) すでにPythonはインストール済み。今インストールしたい方は公式サイトからどうぞ。 ここでインストールするものだけでPythonのプログラミングに必要な一式(テキストエディタ、Pythonのインタプリタ、IDLE(統合開発環境))が手に入ります。超親切。
Lesson2-2 バージョンが違う2つのPythonというタイトルからわかる通り、現在、Pythonのバージョンは2と3があります。今回私が合格を目指しているのはPython 3 エンジニア認定基礎試験なので、最新版のPythonです。 Python2の方はすでに保守体制に入っていて新しい機能は追加されないということで、これから使うならPython3が推奨されています。
バージョン2.6がリリースされた2008年にPython3がリリースされています。もう10年以上経過しているので、開発されたものはもうほとんどがPython3になっているのではないかと思いきや、そういうわけではないようです。(P24、25) というのもバージョン2で動いていた機能(正しくはモジュール)の一部が、バージョン3では動かないことがあるのだそうで、そのまま使い続けているというケースのようです。 また、バージョン3にはないけど、2にはある、使いたい!ということももちろんあると思いますので、そういったケースではあえて2を使って開発しているようです。 ちなみにどの関数がというのは今調べても分からないと思ったので保留。互換性がないこと、書き方が違うこと、動作しないものもあるし、するものもあるとだけ覚えておきます。
ではPython2を使い続けることに問題はないのか?と言えば、2020年1月1日までにPython2のサポートが終了するということなので、なるべく早くPython3とか、新しいバージョンに対応させなくてはならないのだろうと思います。 特にPythonでデータを扱うために必須であるというライブラリが含まれるそうなので、バグとかセキュリティなどの何らかの問題が発生した時に対応ができないということになります。
ニュース記事:Python2系終了のタイムリミット迫る。早く「3系」に切り替えよう
具体的になんのライブラリが含まれているのかというのは上記のニュースで確認できました。
上記で機能と表現しましたが正確には機能がたくさん詰まった「関数集」(P116) ハードウェアで言うと部品。このモジュールを集めて作られるのがアプリケーションor機械ということになります。 私は関数と言われると、Excelの数式を思い出します。合計を出すならSum関数、検索するならvlookup関数とか使いますよね。そうした関数を一緒に使って結果を出すこともありますので、きっとそういうものなのだろうと想像しました。
ライブラリ(英: library)は、汎用性の高い複数のプログラムを再利用可能な形でひとまとまりにしたものである。 ライブラリと呼ぶ時は、それ単体ではプログラムとして作動できない、つまり実行ファイルではない場合がある。 ライブラリは他のプログラムに何らかの機能を提供するコードの集まりと言える。(引用:wiki)
・・・。
もっとわかりやすく教えてくださいとGoogle先生にお願いしてみました。
ライブラリ (library) |「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
親切なプログラマさんが、自分が作った機能(モジュール)は、他の人も欲しいだろうな~と考えてくれて、そういったモジュールひとまとめにファイルにして、公開・提供してくれているもののことのようです。 このファイルをライブラリと言って、プログラミングするときにこのライブラリの中のあの子を使いたいの!と書くと出てきてくれるということのようです。
先のニュースで出ていた一覧はこのライブラリにあたるものになるので、それらが一切、サポートをしてくれなくなる、ということになります。ああ・・・大変・・・というわけですね。
今回はPython2のサポートが終了するので、今後はPython3で学ぶことと、モジュールとライブラリの意味、関係性を確認しました。 次回はすでにPythonはインストール済みなので、「Lesson2-4 簡単な命令を実行してみよう」に入ります。 IDLEを実際に使っての実習形式!楽しみです。 では次回もお付き合い頂ければ幸いです。
[IT研修]注目キーワード Python UiPath(RPA) 最新技術動向 Microsoft Azure Docker Kubernetes