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シトリックス社が提供するセキュアなストレージサービスCitrix ShareFile(以下、ShareFile)。2013年7月より日本国内でも提供がスタートしました。
ShareFileは、一般的なクラウドで提供されるオンライン ストレージ サービスと異なり、企業向けに提供されるため非常にセキュアかつ企業システムとの連携性に優れている特長を持ちます。
ShareFileでは、ネットワーク接続はSSLの通信が標準となっているだけでなく、アップロードされたデータは、すべて自動的に暗号化されます。また、個人が作成するフォルダごとに、アクセスできるユーザーを設定できたり、きめ細かな権限設定ができます。もちろん全てのアカウントユーザーを管理者が一括で管理できるためユーザーがアクセス可能なフォルダやアカウントのワイプなどが簡単に行なえます。また、監査証跡機能としてユーザーのアクティビティの取得も可能です。
日本国内で展開されるShareFile Enterpriseでは、Active Directoryと連携する機能も用意されているため企業システムとの親和性も高いだけでなく、自社のデータセンターにあるストレージをファイルストアとして利用できるため、クラウドサービス上に重要なファイルを置きたくない企業にとっては朗報と言えるでしょう。
シトリックスは実際にShareFileをすぐに試せる無料トライアルを実施しています。本稿では、無料トライアルを利用し、実際にShareFileを試してみます。
ShareFileの評価を希望される方は、Citrix ShareFile エンタープライズエディション無料トライアルフォームへ必要事項をご記入の上、お申し込みください。
申し込みが完了するとシトリックス社よりログインに必要な情報がメールで届きます。
それでは実際にログインしてみましょう。メール内に記述されているリンクをクリックしShareFileにアクセスします。
Emailアドレスとメール内に記述された初期パスワードで実際にログインします。
最初のログイン時には、パスワード変更やセキュリティ強化のための質問設定等を行ないます。
この内容をPDFで読む
ステップ バイ ステップでShareFileを試す(PDFダウンロード)
必要な情報を入力し[Save]すると、ShareFileのWebメイン画面が表示されます。
最初に表示されている[My Files & Folders]というタブは、自身のファイルをアップロードする領域です。[Create Folder]ボタンによりフォルダを作成することも可能です。
それでは実際にファイルをアップロードしてみましょう。アップロードするには[Upload Files]をクリックします。
ファイルの選択画面が表示されるので[Choos Files]をクリックしアップロードするファイルを選択します。
アップロードしたいファイルが選択されたら[Upload Files]をクリックします。
メイン画面にはファイルがアップロードされます。
ファイルのダウンロードは、チェックボックスをクリックし[Download]をクリックするかファイル名をクリックします。また、削除やコピー、移動等はチェックボックスをクリックし[More Actions]をクリックします。
このようにShareFileのWebインターフェイスは直感的な操作が可能です。
ShareFileでは、自社のユーザーだけでなく、外部の顧客や取引先のユーザーとのデータ共有が可能です。実際にはメールでリンク情報(ダウンロード先情報)のみを先方へ知らせるため、メール添付などに比べてメールサーバーの容量を気にしなくて済みます。また、送信側では、ダウンロード期限や回数などの制限も行えます。
それでは実際にファイルの共有を行なってみましょう。
送りたいファイルをチェックボックスで選択し[Send]をクリックします。
Email Setting Optionでは、ShareFileのシステムからメールを送信する場合やリンク情報のみを取得する場合を選択できます。
今回はシステムからメールを送信します。メールアドレスやメールタイトル、本文を入力します。
また、ダウンロード期間や回数等の設定もここで行なうことが可能です。
必要事項入力後に[SendFiles]をクリックします。送信が完了すると以下の画面が表示されます。
それではファイルを送られる側には以下のようなメールが送られています。
[Click here to download XenDesktopとXenAppの違い.docx]をクリックするとダウンロード用のWebサイトが表示されます。[Download]をクリックしファイルをダウンロードすることが可能です。
いかがだったでしょうか?
今回はWebインターフェイスを利用した基本的な操作方法をご覧いただきました。ShareFileの特徴として、多くの端末や環境に対応した利用手段が提供されている、高い利便性が挙げられます。次回は、Webインターフェイス以外の操作に関してご紹介します。
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