会社名 株式会社ICCサービスセンター
本社所在地 石川県白山市向島町1100番地
事業所 能登営業所、富山営業所、名古屋営業所
設立年月日 1987年10月
資本金 2,000万円
代表取締役社長 野村 靖之
事業内容 ITシステムの構築・導入、SI、運用・保守サービス、ネットワーク工事
ソリューション部 小林 圭介 氏
*主にサーバやパソコン、ネットワーク機器などのIT機器の導入・設置を担当する部門
インフラビジネス部 赤土 聡 氏
*システム導入に関連した工事や、電気通信関連の設備工事を中心に担当する部門
Q. CTCTラーニングサブスクリプション(CLS)を利用する前の従業員の育成方法や課題、サービス採用にあたってのきっかけを教えてください。
ソリューション部 小林氏)
当社は石川コンピュータ・センターの関連会社として、IT・SI系の導入部門を一手に担っている企業です。導入から運用・保守サービスまでをワンストップで提供しており、また公共事業を含めたネットワークの工事も請け負っています。
基本的にこれまでは現場でのOJTをメインとして、各個人が技術を磨いて仕事を覚えていくという方法でしたが、これからは組織として教育体系を整えていく方針に変えていこうとしています。
そのため、初めにCTC教育サービスのITスキル診断サービス※を利用し、組織として各個人のスキルの見える化や標準化を図っています。ただ、スキルの可視化はできたものの、日々の業務の中でどのように教育を行い、個人のスキルアップにつなげていくのか、というところで時間の確保することが難しい状況というのも課題として見えてきました。
そんな時、CTCTラーニングサブスクリプション(CLS)を紹介いただきました。研修を受講するとなると、年間で予算を検討することとなり、大変なこともあるのですが、このサービスは定額制で、いろいろな研修を受けられるということから、予算組をしやすいと感じたことも利用のきっかけとなっています。
※ITスキル診断サービス:
ITエンジニアのITスキルレベルを測定し、可視化するCTC教育サービス独自のサービス。ITスキル診断サービスは、現在、特定スキル診断、技術分野レベル診断、ITリテラシー診断、PM基礎力診断、品質基礎力診断、DX基礎力診断の6つの診断を提供しており、目的に応じて選択可能。
https://www.school.ctc-g.co.jp/skillsdiagnosis/
Q. CTCTラーニングサブスクリプション(CLS)を実際に利用したご感想をお聞かせください。
ソリューション部 小林氏)
弊社ではITスキル診断サービスも利用していますので、CLSを活用する際は、個人レポートの結果を基に、本人たちと会話する機会なども設けています。診断結果からスキルアップが必要だと判断されたコースがCLSのラインナップに含まれているので、気軽に受講申し込みできることは助かっています。このように2つのサービスを活用して、可視化されたエンジニアのスキルアップや弱点の克服ができたことは、複数サービスを利用していることのメリットであると感じています。また、業務の時間を割いて研修受講を行うことが難しい側面はあるため、その場合はCLSサービス内に包括されている研修動画を用いて自己学習を促しています。このように、状況に応じて、研修受講なのか、研修動画で学習をするのか選択することができるのも良いですね。
インフラビジネス部 赤土氏)
それまでは特にITに関わる教育はあまり行っておらず、業務に直結する技術の教育を優先してきました。施工者としてはプロと言えますが、このままだと知識に偏りが生まれてしまいます。特に、IT業界全体に対する知識、トレンド等の知識習得は個人に委ねられてしまうところがありました。CLSは、主にITの初学者用としてパッケージされたサービスもあるため、IT基礎知識やDX、AIなどのITトレンド全般を満遍なく学習でき、重宝しています。受講者には定期的に研修結果報告書を出してもらっていますが、本人たちにとっても学びが多いと感じているようで、効率的に学習してくれていると感じています。
特に入社間もないメンバーに関して言えば、今回、CLSを利用して学習をしたことで、以前より視野を広げることが出来たような印象です。
今後、基本情報技術者試験やその他資格取得に向けて学習させようとしているのですが、それらに必要な基礎知識も習得できているといった声もあり、有効活用できていると感じています。
Q. CTCTラーニングサブスクリプション(CLS)の、今後の利用予定をお聞かせください。
ソリューション部 小林氏)
それまでは、教育が必要だと分かっていながらも、学習できる環境の準備が追い付かない状態になっていました。今回、CTC教育サービスで提供しているCLSを利用することで、学習できる環境を会社として用意できたことはよかったことだと思います。今後、ITスキル診断を併用していくことで、CLSでの学習結果が伴っているのかといった定点観測もできるのではないかとも思っており、人材育成の体系もより良くなっていくのではと感じています。
ただ、自己学習となると、どうしても各個人のやる気に左右される部分はあります。今後は学習意欲を向上させたり、学習状況を把握できたりするような仕組みを考えていきたいと思っているところです。何かいい仕組みを一緒に考えていければと思っています。
インフラビジネス部 赤土氏)
CLSは特に、新人向けに必要な教育がワンセットになっているので助かります。パッケージ内の研修コースをカスタマイズできたりすると、より使いやすくなるのではと感じました。今後、教育面をより強化していきたいと考えていますので、様々な面で協力していってほしいなと思います。
DX推進やIT人材の育成をサポートするサービス。CLS では、研修受講と動画のパッケージを提供しており、両方を定額制で受講可能。
現在は、DXスタートパックとITエンジニア基礎パックから、目的に応じ選択できるようになっている。