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コース内容

コース概要

プロジェクトを進めるときには、さまざまな問題が起こる可能性があり、すべて計画通りに事が運ぶのはまれです。人材やモノ・ コスト・ 時間のほか情報を上手に管理しながら無事に完了させることが求められます。時に実務では携わったことのない分野であっても、利害が相反する方々との調整をしなければならないこともあります。

本研修では、品質・コスト・納期・安全・環境・リスク・コミュニケーションの観点から解説します。責任者となって日が浅い方は、プロジェクトのごく一部の範囲しか実務経験がないものですが、この研修を受講することで全体像をつかみ、基本ノウハウを習得できます。

学習目標

・インフラ構築マネジメントの考え方やポイントを習得する
・実務経験のない範囲についても具体的なイメージをつかんで対処法を考える
・実際に発生した失敗談を知り、リスクを回避するよう周りに働きかけられる

対象者

・プロジェクトマネージャーとして経験が浅い方
・マネジメントのノウハウと実践的な手法を同時に習得したい方
・自身の実務経験がない分野についてもマネジメント手法を学びたい方

内容

【１日目】
●なぜ、プロジェクトマネジメントなのか
・プロジェクトマネジメントについて
・プロジェクトとプロジェクトマネジメントの関係
・プロジェクトマネジャーについて
・プロジェクトマネジメント成功のポイント

●プロジェクトマネジメントのポイント
・プロジェクトマネジメントの標準化
・プロジェクトマネジメントにおける顧客満足度
・プロジェクトを支える構成要素
・プロジェクト活動でのプロジェクトマネジメントについて
・プロジェクト活動でのプロジェクトマネジャーの立場

●極意ポイントⅠ（その１：Ｑｕａｌｉｔｙ...品質）
・【ワーク】プロジェクトマネジメントに大切なことを考える
・新しい「システム品質」の概念
・品質管理のアプローチ（フレームワーク）
・品質管理計画策定
・品質管理　監視、コントロール
・【ワーク】テスト完了時の対応を信頼度成長曲線から考える
・【ワーク】ＩＴインフラ構築プロジェクトについて「大きな品質管理」の観点から考える

●極意ポイントⅠ（その２：Ｃｏｓｔ...費用）
・「システムコスト」の概念
・【ワーク】スケジュール遅延とコストの関係について考える
・コスト管理のアプローチ（フレームワーク）
・コスト管理計画策定
・コスト管理　監視、コントロール

●極意ポイントⅠ（その３：Ｄｅｌｉｖｅｒｙ...納期）
・「納期」の概念
・進捗管理のアプローチ（フレームワーク）
・進捗管理計画策定
・進捗管理　監視、コントロール
・【ワーク】ＥＶＭについて作図して考える
・【ワーク】遅延発生時のアクションについて考える

●本日の振返り
・【ワーク】本日のまとめ

【２日目】
●極意ポイントⅡ（その１：Ｓａｆｅｔｙ...安全）
・ＩＴインフラの安全を取り巻く環境の変化
・新しい安全の概念
・製品やシステムを開発、購入、構築する際の安全
・情報セキュリティ面の安全
・海外製品の安全
・広義の安全
・安全管理の活動
・【ワーク】安全管理について考える

●極意ポイントⅡ（その２：Ｅｎｖｉｒｏｎｍｅｎｔ...環境）
・ＩＴインフラのシステム環境
・特に注意すべきシステム環境
・職場の環境
・企業と企業活動の環境
・環境のマネジメント
・【ワーク】環境について重要だと思うことについて考える

●極意ポイントⅡ（その３：Ｒｉｓｋ...リスク）
・リスクマネジメントについて
・リスクの２つの視点
・リスクマネジメントの進め方
・リスクマネジメントを失敗しないために
・【ワーク】実際に発生したリスクについて考える

●極意ポイントⅡ（その４：Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ...コミュニケーション）
・コミュニケーションの基本とは（チーム作り）
・【ワーク】強いチームを作る為の方策について考える
・高度なコミュニケーション（学習志向）
・【ワーク】組織の学習レベルを上げるには

●極意ポイントⅡ（番外：ＰＭＯ学）
・ＰＭＯとは何か？
・ＰＭＯ運営の実際
・【ワーク】ＰＭＯの体制について考える
・【ワーク】ＩＴインフラ構築のプロマネとして大切なことについて考える