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OpenStack(R) ファンダメンタルズ<含認定試験>

コースコードHP137 期間3日間 時間10:00~18:00 価格\264,000(税込) 主催日本ヒューレット・パッカード合同会社
コースコードHP137 期間3日間 時間10:00~18:00
価格\264,000(税込) 主催日本ヒューレット・パッカード合同会社
コースコードHP137
期間3日間
時間10:00~18:00
価格\264,000(税込)
主催日本ヒューレット・パッカード合同会社

コース内容

コース概要

このコースは、OpenStack®を使ったクラウド・サービスを設定し、管理し、操作する管理者とユーザーに必要な技術を学んでいただきます。
アーキテクチャの概念から学んでいきますので、さまざまなOpenStack®の機能の理解を深めることができます。
また、ハンズオン演習を通して OpenStack®の各機能の理解を深めることができます 。

学習目標

このコースを受講すると以下のことができるようになります。
・OpenStack®の主要な特徴の理解
・OpenStack®のアーキテクチャを説明
・OpenStack®環境の構成
・OpenStack®環境を使用したIaaS環境の管理

対象者

・OpenStack®に基づく環境を計画し管理する管理者、エンジニア、コンサルタント

前提知識

演習を行う上で、Linuxの基礎知識が必要です。またクラウドの概要を理解している必要があります。
もし上記の経験の少ない方はまずは以下のコースの受講をお勧め致します。
・UNIX / Linux ユーザ基礎
・Linuxシステム管理I

クラウド
・クラウドコンピューティングの基礎<含EXIN認定試験>

内容

●コース概要
 ・コースの内容と目的

●OpenStack®の紹介
 ・OpenStack®の概要
  -OpenStack®の利点
  -OpenStack®の機能
  -OpenStack®の歴史と今後の計画
 ・HPEとOpenStack®の関係
 ・OpenStack®アーキテクチャー
 ・OpenStack®サービスAPI(アプリケーションプログラミングインターフェイス)
 ・OpenStack®のインストールと構成
 
●OpenStack®管理ツール
 ・OpenStack®管理ツールの概要
  -RESTクライアント
  -cURL
  -OpenStack® CLIクライアント
  -OpenStack®ダッシュボード(Horizon)
 ・OpenStack®管理ツールの概要
 ・演習
  -RESTクライアントを使用する
  -cURLを使用する
  -OpenStack® CLIクライアントを使用する
  -OpenStack®ダッシュボード(Horizon)を使用する
  -データベースに保存されているOpenStack®情報の確認

●Keystone(統合認証機能)
 ・Keystoneの概要
  -アイデンティティの管理
  -サービスの管理
  -認証/権限付与のプロセス
  -各種用語の説明
 ・Keystoneのアーキテクチャ
  -内部コンポーネント
  -バックエンド
  -構成ファイル
  -API v2とv3の違い
 ・Keystoneの管理
  -ユーザー、テナント、ロールの管理
  -CLIを使った管理
  -Horizonダッシュボードを使った管理
 ・Keystoneのトラブルシューティング
 ・演習
  -CLIを使ったKeystoneの設定
  -ダッシュボードを使ったKeystoneの設定
  -サービス・カタログとAPIアクセスの確認

●Glance(仮想マシンイメージの管理)
 ・Glanceの概要
  -Glanceの機能
  -Glanceで使用例
 ・Glanceのアーキテクチャ
  -内部コンポーネント
  -バックエンド
  -フォーマット
  -構成ファイル
 ・Glanceイメージ
  -事前に構築されたイメージ
  -カスタムイメージの作成方法
  -イメージの要件
  -Cloud-init
 ・Glanceの管理
  -イメージの管理
  -Glanceによるイメージの作成と設定
  -CLIを使用したGlanceの操作
  -ダッシュボードを使用したGlanceの操作
 ・Glanceのトラブルシューティング
 ・演習
  -CLIを使ったイメージの管理
  -ダッシュボードを使ったイメージの管理
●Nova(インスタンスの作成、管理)
 ・Novaの概要
  -Novaの機能
  -Novaの用語
 ・Novaのアーキテクチャ
  -内部コンポーネント
  -サポート対象のハイパーバイザー
  -構成ファイル
  -インスタンス作成までの内部
 ・OpenStack®環境の分離
  -リージョン
  -アベイラビリティゾーン
  -ホストアグリゲート
 ・Novaの管理
  -インスタンスの作成
  -セキュリティグループ
  -キーペア
  -固有のデータの確認
  -インスタンスの管理
 ・Nova Scheduler
  -スケジューリングとは
  -Nova Schedulerの機能
 ・Novaのトラブルシューティング
 ・演習
  -Novaの設定
  -Novaを使用したインスタンスの作成と管理


●Neutron(ネットワーク管理)
 ・Neutronの概要
  -Nova-networkとNeutronの違い
  -Neutronの機能
  -フローティングIP
  -その他用語
 ・Neutronアーキテクチャと使用例
  -Neutronのコンポーネント
  -構成例
  -VLAN
  -オーバーレイネットワーク
  -GRE
  -VXLAN
  -Network namespace
  -Open vSwitch
  -構成ファイル
 ・Neutronの管理
  -ネットワークの作成
  -サブネットの作成
  -ポートの作成
  -各種ネットワークとインスタンスの関係
 ・Neutronのトラブルシューティング
 ・演習
  -Neutron設定の確認
  -Neutronネットワークの作成
  -インスタンスのネットワーク設定の確認

●Cinder(ブロック・ストレージ)
 ・Cinderの概要
  -エフェメラルストレージと永続的ストレージの違い
  -Cinderの機能
  -Cinderとその他ストレージ機能との違い
  -その他用語
 ・Cinderのアーキテクチャ
  -Cinderのコンポーネント
  -Cinderのサービス
  -構成ファイル
  -バックエンド構成
 ・Cinderの管理
  -ボリューム作成
  -ボリュームのアタッチ
  -ボリュームの削除
  -ボリュームからのブートボリュームの作成
  -スナップショット
 ・Cinderのトラブルシューティング
 ・演習
  -Cinderによるボリューム管理
  -CLIでのボリュームの作成と追加

●Swift(オブジェクトストレージ)
 ・Swiftの概要
  -オブジェクトストレージとは
  -Swiftの機能
  -アカウント、コンテナ、オブジェクト
  -その他の用語
 ・Swiftのアーキテクチャ
  -Swiftのコンポーネント
  -リング
  -コンシステンシープロセス
 ・Swiftの管理
  -コンテナの作成と管理
  -オブジェクトの作成と管理
 ・Swiftのトラブルシューティング
 ・演習
  -Swift設定の確認
  -アカウントとセキュリティの管理
  -コンテナ、オブジェクトの作成と管理(CRUDオペレーション)

● Ceilometer(メータリング)
 ・Ceilometerの概要
  -Ceilometerの機能
  -ユースケース
  -その他の用語
 ・Ceilometerのアーキテクチャ
  -Ceilometerのコンポーネント
  -構成ファイル
  -データの保存
  -アラーム
 ・Ceilometerの管理
 ・Ceilometerのトラブルシューティング
 ・演習
  -Ceilometerの設定の検査
  -測定データの収集

●Heat(オーケストレーション)
 ・Heatの概要
  -Heatの機能
  -用語
 ・Heatのアーキテクチャ
  -Heatのコンポーネント
  -Heat テンプレート
 ・Heatの管理
  -テンプレートの作成
  -スタックの作成
  -スタックの確認
 ・Heatトラブルシューティング
 ・演習
  -Heatサービスの開始と設定
  -テンプレートの作成
  -スタック作成と確認

●その他のOpenStack®プロジェクト
 ・Askara (ネットワークオーケストレーション)
 ・Barbican (鍵管理)
 ・Designate (DNS-as-a-Service)
 ・Ironic (ベアメタルプロビジョニング)
 ・Manila (共有ファイルサービス)
 ・Sahara (データ処理)
 ・Trove (Database-as-a-Service)
 ・Zaqar (マルチテナントクラウドメッセージング)

●OpenStack®設計計画
 ・ハードウェアの検討事項
 ・サービスの分離と配置

備考

※オンライン研修の場合は研修期間中の試験実施はございません。受験用のバウチャーを提供いたします。研修終了後、お客様のご都合に合わせた日程でご受験いただけます。

※オンライン研修では電子テキストを使用します。

※このコースにはHPE virtual Labを使用したオンラインハンズオン演習が含まれます。2023年10月よりセキュリティ強化のため、演習環境への接続時にHPEアカウント(HPEパスポートアカウント)が必要になりました。https://www.hpe.com/jp/ja/training/course/vlab-connection.html#hpeaccount を参考にアカウントの取得をお願いします。HPEアカウントは教室開催でも必要になります。

※オンラインで参加の方は https://www.hpe.com/jp/ja/training/course/vlab-test.html を参考に事前に演習環境への接続確認をお願いします。教室参加の方は接続環境をHPEで用意しますので確認の必要はありません。HPEアカウントの取得のみお願いします。

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開催予定日

本コースの開催日程については、お手数ですが、 お問合せフォーム からお問合せください。